R05A120|令和5年度 准看護師試験 過去問

老年看護認知症看護

アルツハイマー型認知症について、正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、アルツハイマー型認知症の特徴が問われています。

アルツハイマー型認知症では、記憶障害から始まり、進行に伴って認知機能が全般的に低下します。

解説

アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞が徐々に障害され、脳萎縮が進行する認知症です。初期には近時記憶障害が目立ち、同じことを何度も聞く、物の置き場所を忘れる、予定を忘れるなどがみられます。

進行すると、見当識障害、判断力低下、失行、失認、言語障害、日常生活動作の低下などが起こり、脳の機能が全般的に低下します。

脳梗塞が原因となる認知症は、主に血管性認知症です。アルツハイマー型認知症は女性に多い傾向があります。感情失禁は血管性認知症でみられやすい症状として覚えます。

認知症看護のポイント
患者を叱ったり、強く否定したりせず、不安を軽減する関わりが大切です。環境を整え、できることを生かし、転倒、服薬ミス、火の不始末、徘徊に注意します。

選択肢の確認

1.脳梗塞が原因となる。
誤り。
脳梗塞が原因となる認知症は血管性認知症です。アルツハイマー型認知症の主な原因としては適切ではありません。

2.男性に多く発症する。
誤り。
アルツハイマー型認知症は女性に多い傾向があります。男性に多いとはいえません。

3.脳の機能が全般的に低下する。
正しい。
アルツハイマー型認知症では、進行に伴って記憶、判断、見当識、言語、行為など脳の機能が全般的に低下します。

4.感情失禁が特徴である。
誤り。
感情失禁は血管性認知症でみられやすい症状です。アルツハイマー型認知症の代表的特徴としては適切ではありません。

覚えるポイント

  • アルツハイマー型認知症では近時記憶障害が目立つ。
  • 進行すると脳機能が全般的に低下する。
  • 脳梗塞が原因となる認知症は血管性認知症である。
  • 感情失禁は血管性認知症でみられやすい。
  • 認知症看護では不安を減らし、尊厳を守る関わりが重要である。

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