R06A122|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候組織変化・障害
アルツハイマー型認知症の特徴はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、アルツハイマー型認知症の特徴が問われています。
アルツハイマー型認知症では、記憶障害から始まることが多く、進行に伴って脳の萎縮が広がります。
解説
アルツハイマー型認知症は、認知症の代表的な原因疾患です。初期には、最近の出来事を忘れる、同じことを何度も尋ねる、物の置き場所がわからなくなるなどの近時記憶障害が目立ちます。
画像所見では、海馬を含む側頭葉内側部の萎縮から始まり、進行すると脳の全体的萎縮がみられることがあります。
脳血管障害をきっかけに起こるのは、主に血管性認知症です。初期から意識障害が目立つ場合は、認知症よりもせん妄などを考えます。幻覚・妄想は認知症でもみられることがありますが、アルツハイマー型認知症の基本的特徴として最も適切なのは脳萎縮です。
准看護師としての観察ポイント
物忘れ、見当識、服薬管理、火の不始末、金銭管理、転倒、食事摂取、家族の介護負担を観察します。本人の尊厳を守り、失敗を責めない関わりが大切です。
選択肢の確認
1.脳血管障害が発症の引き金になる。
誤り。
脳血管障害が発症に関係するのは、主に血管性認知症です。アルツハイマー型認知症の特徴としては適切ではありません。
2.初期から意識障害がみられる。
誤り。
アルツハイマー型認知症では、初期から意識障害がみられることは通常ありません。意識障害が急に出た場合は、せん妄や身体疾患を疑います。
3.脳の全体的萎縮がみられる。
正しい。
アルツハイマー型認知症では、進行に伴って脳の萎縮が広がり、全体的萎縮がみられることがあります。
4.幻覚・妄想がみられる。
誤り。
幻覚・妄想は認知症の経過中にみられることがありますが、アルツハイマー型認知症の基本的特徴として最も適切なのは脳萎縮です。
覚えるポイント
- アルツハイマー型認知症は記憶障害で始まることが多いです。
- 進行すると脳の全体的萎縮がみられます。
- 脳血管障害が関係するのは血管性認知症です。
- 急な意識障害はせん妄を疑い、報告します。