R05A29|令和5年度 准看護師試験 過去問
保健医療福祉と看護倫理健康概念・国際保健WHOの健康概念
世界保健機関(WHO)が示す健康のとらえ方はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、WHOの健康の定義が問われています。
健康は、病気がないことだけではなく、身体的・精神的・社会的に良好な状態としてとらえます。
解説
WHOは、健康を単に疾病や虚弱がない状態ではなく、身体的、精神的、社会的に良好な状態として示しています。また、健康は人間の基本的権利としてとらえられます。
そのため、医療や看護では、検査値や病気の有無だけでなく、生活、心理状態、人間関係、社会参加、本人の価値観を含めて考えることが大切です。
「病気でないこと」だけを健康とする考え方は不十分です。看護では、患者がその人らしく生活できるように支える視点が必要です。
准看護師としての観察ポイント
健康状態をみるときは、バイタルサインや症状だけでなく、食事、睡眠、排泄、活動、表情、気分、家族関係、生活背景も観察します。
選択肢の確認
1.健全な精神は健全な身体に宿る。
誤り。
これはWHOが示す健康の定義そのものではありません。健康を身体的・精神的・社会的にとらえる考え方が重要です。
2.完全に良好な状態であり、人間の基本的権利である。
正しい。
WHOは健康を、身体的、精神的、社会的に良好な状態としてとらえ、人間の基本的権利とも位置づけています。
3.病気でないことである。
誤り。
健康は単に病気がないことだけではありません。身体的、精神的、社会的な良好さを含みます。
4.国民にとっての権利であり、国の責務である。
誤り。
この表現はWHOの健康の定義として最も適切ではありません。WHOでは健康を人間の基本的権利として広くとらえます。
覚えるポイント
- WHOの健康の定義は、病気がないことだけではない。
- 健康は身体的、精神的、社会的に良好な状態を含む。
- 健康は人間の基本的権利として考えられる。
- 看護では生活背景や本人らしさも含めて健康を考える。