R05B10|令和5年度 准看護師試験 過去問
食生活と栄養栄養素・食品成分脂質・脂肪酸
脂質について、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、必須脂肪酸が問われています。
脂質はエネルギー源であり、細胞膜やホルモンの材料にもなります。脂肪酸の種類を区別して覚えます。
解説
飽和脂肪酸は、バター、ラード、肉の脂身などの動物性脂質に多く含まれます。摂りすぎると血中LDLコレステロール上昇に関係することがあります。
不飽和脂肪酸は、植物油や魚油に多く含まれます。種類によりますが、血中コレステロールを下げる方向に働くものがあります。血中コレステロールを上げる働きがあると一律に説明するのは適切ではありません。
食品に含まれる脂質の大部分は中性脂肪です。コレステロールが大部分ではありません。
リノール酸は必須脂肪酸であり、体内で十分に合成できないため、食事から摂取する必要があります。
患者への説明
脂質はすべて悪いものではありません。摂りすぎを避けつつ、油の種類や量を意識し、魚、植物油、肉の脂身、揚げ物の頻度を調整します。
選択肢の確認
1.飽和脂肪酸はバターなどの動物性脂質に多く含まれる。
正しい。
飽和脂肪酸は、バターや肉の脂身などの動物性脂質に多く含まれます。
2.不飽和脂肪酸は血中コレステロールを上げる働きがある。
誤り。
不飽和脂肪酸には、血中コレステロールを下げる方向に働くものがあります。上げる働きがあると一律にいうのは誤りです。
3.食品に含まれる脂質の大部分はコレステロールである。
誤り。
食品中の脂質の大部分は中性脂肪です。コレステロールが大部分ではありません。
4.リノール酸は体内で合成される。
誤り。
リノール酸は必須脂肪酸で、体内で十分に合成できません。食事から摂取する必要があります。
覚えるポイント
- 飽和脂肪酸は動物性脂質に多い。
- 不飽和脂肪酸は植物油や魚油に多い。
- 食品中の脂質の大部分は中性脂肪である。
- リノール酸は必須脂肪酸である。
- 脂質は種類と摂取量を意識する。