R05B40|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術活動・安楽・安全ボディメカニクス・移動介助
ボディメカニクスの原則について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、ボディメカニクスの原則が問われています。
ボディメカニクスは、患者と援助者の身体への負担を減らし、安全に移動・移乗を行うための考え方です。
解説
ボディメカニクスでは、身体を安定させ、少ない力で安全に動作するために、重心、支持基底面、てこの原理、トルクの原理などを利用します。
トルクの原理を用いると、回転の力を利用して患者の体位変換や移動を行いやすくなります。力任せに持ち上げるのではなく、身体の向きや回転を使って負担を減らします。
支持基底面は広くすると安定します。狭くすると不安定になり、転倒や腰痛のリスクが高まります。
重心線は支持基底面の中に置くことで安定します。外に出ると倒れやすくなります。
重心の位置は低くすると安定します。高くすると不安定になります。
安全管理上のポイント
移動・移乗では、患者の能力、疼痛、麻痺、チューブ類、床の状態、履物を確認します。無理に一人で行わず、必要時は複数人で介助します。
選択肢の確認
1.支持基底面を狭くする。
誤り。
支持基底面は広くすると安定します。狭くすると不安定になります。
2.重心(線)は支持基底面の外に置く。
誤り。
重心線は支持基底面の中に置くことで安定します。外にあると転倒しやすくなります。
3.重心の位置を高くする。
誤り。
重心は低くすると安定します。高くすると身体が不安定になります。
4.トルクの原理を用いる。
適切である。
ボディメカニクスでは、回転の力を利用するトルクの原理を用いて、安全で負担の少ない援助を行います。
覚えるポイント
- 支持基底面は広くする。
- 重心は低くする。
- 重心線は支持基底面の中に置く。
- トルクやてこの原理を活用する。
- ボディメカニクスは患者と援助者の安全を守る。