R07B41令和7年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術活動・安楽・安全ボディメカニクス・移動介助

ボディメカニクスについて、適切なのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、ボディメカニクスの基本原則が問われています。

ボディメカニクスは、身体の力学を活用して、患者にも看護者にも負担が少ない動作を行う方法です。移動、移乗、体位変換で重要です。

解説

ボディメカニクスでは、てこの原理を活用します。小さな力で安全に動作を行うため、患者を自分の体に近づけ、支持基底面を広くし、重心を低くして安定させます。

患者との距離が遠いと、看護者の腰や肩に負担がかかります。支持基底面が狭いとバランスを崩しやすくなります。重心を高くすると不安定になり、転倒や腰痛の原因になります。

看護者自身の腰痛予防だけでなく、患者の転倒や不安を防ぐためにも、ボディメカニクスを使った安全な援助が必要です。

安全管理上のポイント
移乗や体位変換では、患者の状態、麻痺、痛み、チューブ類、足元、ブレーキ、ベッドの高さを確認します。無理に一人で行わず、必要時は応援を依頼します。

選択肢の確認

1.患者との間に距離をとる。
誤り。
患者との距離が遠いと、看護者の腰や肩に負担がかかります。ボディメカニクスでは、患者に近づいて介助します。

2.支持基底面を狭くする。
誤り。
支持基底面を狭くすると不安定になります。足を開いて支持基底面を広くし、安定した姿勢で援助します。

3.重心(線)の位置を高くする。
誤り。
重心を高くすると不安定になりやすくなります。膝を曲げ、重心を低くして安定させます。

4.てこの原理を活用する。
適切である。
ボディメカニクスでは、てこの原理を活用し、小さい力で安全に動作を行います。患者と看護者双方の負担を減らすために適切です。

覚えるポイント

  • ボディメカニクスは、身体の力学を活用する援助方法である。
  • 患者に近づいて介助する。
  • 支持基底面を広くし、重心を低くする。
  • てこの原理を活用する。
  • 移乗時は、転倒、チューブ抜去、看護者の腰痛を予防する。

関連問題

R07B40R07B42
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)