R05B7|令和5年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き消化器・肝胆膵肝臓・胆嚢・膵臓・胆汁
インスリンとグルカゴンについて、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、インスリンとグルカゴンの作用の違いが問われています。
インスリンは血糖を下げ、グルカゴンは血糖を上げる方向に働きます。
解説
グルカゴンは、膵臓のランゲルハンス島A細胞から分泌されます。肝臓に作用し、グリコーゲンを分解してブドウ糖を血中へ放出させ、血糖を上げる働きがあります。
インスリンは、ランゲルハンス島B細胞から分泌されます。血液中のブドウ糖を細胞内へ取り込ませ、血糖を下げる働きがあります。
インスリンとグルカゴンは拮抗する働きを持ちますが、血中インスリンが上昇すれば必ずグルカゴンが低下する、と単純に断定するのは適切ではありません。食事、血糖値、ホルモン環境などにより調節されます。
准看護師としての観察ポイント
糖尿病患者では、低血糖症状に注意します。冷汗、手の震え、動悸、空腹感、意識低下、ふらつきがあれば速やかに報告し、施設の手順に従います。
選択肢の確認
1.血糖を上げるのはインスリンである。
誤り。
インスリンは血糖を下げるホルモンです。血糖を上げる方向に働く代表的ホルモンがグルカゴンです。
2.血中インスリンが上昇すればグルカゴンは低下する。
誤り。
インスリンとグルカゴンは拮抗する働きを持ちますが、必ず一方が上がればもう一方が低下すると単純に断定するのは適切ではありません。
3.グルカゴンは肝臓でグリコーゲンを分解する。
正しい。
グルカゴンは肝臓でグリコーゲン分解を促し、血糖を上げます。
4.インスリンはランゲルハンス島の A(α)細胞から分泌される。
誤り。
インスリンはランゲルハンス島B細胞から分泌されます。A細胞から分泌されるのはグルカゴンです。
覚えるポイント
- インスリンは血糖を下げる。
- グルカゴンは血糖を上げる。
- グルカゴンは肝臓でグリコーゲン分解を促す。
- インスリンはB細胞、グルカゴンはA細胞から分泌される。
- 低血糖症状の観察は看護で重要である。