R06A16|令和6年度 准看護師試験 過去問
薬物と看護主要薬剤と副作用呼吸器治療薬
吸入ステロイド薬の副作用はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、吸入ステロイド薬の局所副作用が問われています。
吸入ステロイド薬では、口腔内や咽頭への薬剤付着によって、嗄声や口腔カンジダ症が起こることがあります。
解説
吸入ステロイド薬は、気管支喘息やCOPDなどで気道の炎症を抑える目的で用いられます。
全身投与のステロイド薬に比べると全身性副作用は少ないですが、吸入した薬が口腔内や咽頭に残ることで、嗄声、咽頭違和感、口腔カンジダ症などが起こることがあります。
予防として、吸入後の含嗽、口腔ケア、正しい吸入手技の確認が重要です。
准看護師としての観察ポイント
吸入薬を使用している患者では、声のかすれ、口腔内の白苔、咽頭痛、吸入後のうがいの実施状況を観察します。
選択肢の確認
1.嗄 声
正しい。
吸入ステロイド薬の代表的な局所副作用です。薬剤が咽頭や声帯周囲に付着することで、声がかすれることがあります。
2.低血圧
誤り。
吸入ステロイド薬の代表的な副作用ではありません。血圧低下を主作用として考える薬ではありません。
3.低血糖
誤り。
吸入ステロイド薬の副作用として低血糖は典型的ではありません。ステロイド薬ではむしろ血糖上昇に注意する場面があります。
4.下痢
誤り。
下痢は吸入ステロイド薬の代表的な副作用ではありません。吸入薬では、口腔内や咽頭の局所症状をまず確認します。
覚えるポイント
- 吸入ステロイド薬の副作用は嗄声と口腔カンジダ症が重要です。
- 吸入後は含嗽を促します。
- 正しい吸入手技を確認します。
- 声の変化や口腔内の白苔を観察します。