R06A90|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進消化器・肝胆膵疾患胆石症・胆道疾患
胆石症患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、胆石症患者の観察と胆道ドレナージ管理が問われています。
胆石症では胆汁の流れが障害されることがあり、黄疸の観察が重要です。
解説
胆石症は、胆嚢や胆管に結石ができる疾患です。胆石が胆管を閉塞すると、胆汁の流れが悪くなり、黄疸、右上腹部痛、発熱などがみられることがあります。
黄疸は、皮膚や眼球結膜が黄色くなる所見です。尿が濃くなる、便が白っぽくなる、皮膚のかゆみが出ることもあります。
胆道ドレナージを行っている場合、排液バッグはチューブ挿入部より低い位置に保ち、逆流を防ぎます。排液量の急な減少は、チューブの閉塞、屈曲、抜けかけなどの可能性があり、回復と判断してはいけません。
報告が必要なサイン
強い右上腹部痛、発熱、悪寒、黄疸、排液量の急な減少、排液の性状変化、チューブの屈曲や抜去が疑われる場合は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.黄疸の観察を行う。
適切である。
胆石により胆汁の流れが妨げられると黄疸がみられることがあります。皮膚、眼球結膜、尿色、便色を観察します。
2.飲酒は痛みの誘因にならない。
誤り。
飲酒や脂肪分の多い食事は、腹痛や胆嚢症状の誘因になることがあります。生活指導では食事内容や飲酒にも注意します。
3.胆道ドレナージの排液バッグは、チューブ挿入部より高い位置に置く。
誤り。
排液バッグを高い位置に置くと逆流の危険があります。チューブ挿入部より低い位置で管理します。
4.チューブからの排液の減少は、回復したと判断できる。
誤り。
排液の急な減少は、閉塞、屈曲、抜けかけなどの可能性があります。回復と判断せず、観察して報告します。
覚えるポイント
- 胆石症では黄疸を観察します。
- 眼球結膜、皮膚、尿色、便色を確認します。
- 胆道ドレナージバッグは低い位置に保ちます。
- 排液量の急な減少は閉塞や屈曲を疑います。