R06A89令和6年度 准看護師試験 過去問

人体のしくみと働き細胞・組織・遺伝細胞小器官・染色体・細胞膜

再生不良性貧血について、正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、再生不良性貧血の病態と治療が問われています。

再生不良性貧血は、骨髄の造血機能が低下し、汎血球減少をきたす疾患です。

解説

再生不良性貧血では、骨髄で血液細胞を作る力が低下します。そのため、赤血球、白血球、血小板が減少します。

赤血球が減少すると貧血症状、白血球が減少すると感染しやすい状態、血小板が減少すると出血傾向がみられます。

重症例では、造血幹細胞移植、つまり骨髄移植が治療として検討されます。軽症例で抗生物質のみを治療の中心とするわけではありません。抗生物質は感染時の対応として用いられることがあります。

准看護師としての観察ポイント
発熱、咽頭痛、倦怠感、息切れ、皮下出血、鼻出血、歯肉出血、血尿、黒色便を観察します。感染予防と出血予防が重要です。

選択肢の確認

1.溶血が亢進して発症する。
誤り。
再生不良性貧血は、骨髄の造血機能低下によって起こります。赤血球の破壊が亢進する溶血性貧血とは異なります。

2.出血傾向はみられない。
誤り。
血小板が減少するため、出血傾向がみられます。皮下出血、鼻出血、歯肉出血などに注意します。

3.軽症例では抗生物質が用いられる。
誤り。
抗生物質は感染時に使用されることがありますが、再生不良性貧血そのものの軽症例の基本治療として選ぶ内容ではありません。

4.重症例では造血幹細胞移植(骨髄移植)を行う。
正しい。
重症例では造血機能を回復させる治療として、造血幹細胞移植が検討されます。

覚えるポイント

  • 再生不良性貧血は骨髄の造血機能低下です。
  • 赤血球、白血球、血小板が減る汎血球減少をきたします。
  • 感染予防と出血予防が重要です。
  • 重症例では造血幹細胞移植が検討されます。

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