R05B5|令和5年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き細胞・組織・遺伝細胞小器官・染色体・細胞膜
胃の構造と働きについて、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胃液、胃腺細胞、胃の入口と出口が問われています。
胃では、主細胞、壁細胞、副細胞の働きを整理して覚えることが重要です。
解説
胃腺の主細胞は、ペプシノゲンを分泌します。ペプシノゲンは胃酸によって活性化され、ペプシンとなり、たんぱく質の消化に関係します。
胃液は胃酸を含むため強い酸性で、pHはおおよそ1〜2程度です。pH4〜5ではありません。
壁細胞は、塩酸と内因子を分泌します。内因子はビタミンB12の吸収に必要です。粘液を分泌するのは主に副細胞です。
胃の入口は噴門、出口は幽門です。幽門は胃の入口ではありません。
准看護師としての観察ポイント
胃疾患では、腹痛、悪心、嘔吐、食欲低下、吐血、黒色便、体重減少を観察します。胃切除後ではビタミンB12吸収障害による貧血にも注意します。
選択肢の確認
1.胃液の pH は 4 ~ 5 である。
誤り。
胃液は強い酸性で、pHはおおよそ1〜2程度です。pH4〜5では酸性として弱すぎます。
2.主細胞はペプシノゲンを分泌する。
正しい。
主細胞はペプシノゲンを分泌し、ペプシノゲンは胃酸によりペプシンとなってたんぱく質消化に関係します。
3.壁細胞は粘液を分泌している。
誤り。
壁細胞は塩酸と内因子を分泌します。粘液は主に副細胞から分泌されます。
4.胃の入口を幽門という。
誤り。
胃の入口は噴門です。幽門は胃の出口です。
覚えるポイント
- 主細胞はペプシノゲンを分泌する。
- 壁細胞は塩酸と内因子を分泌する。
- 副細胞は粘液を分泌する。
- 胃の入口は噴門、出口は幽門である。
- 胃液は強い酸性である。