R06B16|令和6年度 准看護師試験 過去問
薬物と看護主要薬剤と副作用抗血栓薬・抗凝固薬
抗血栓薬はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、抗血栓薬の種類が問われています。
組織プラスミノーゲンアクチベータ、つまりt-PAは、血栓を溶かす作用をもつ薬です。
解説
抗血栓薬には、血栓をできにくくする薬と、できた血栓を溶かす薬があります。
**組織プラスミノーゲンアクチベータ(t-PA)**は、プラスミノーゲンをプラスミンに変え、フィブリンを分解して血栓を溶かす薬です。血栓溶解薬として、急性期脳梗塞などで厳密な適応を確認して使用されます。
作用が強いため、出血性合併症に注意が必要です。投与中や投与後は、頭痛、意識変化、血圧変動、皮下出血、血尿、消化管出血などを観察します。
准看護師としての観察ポイント
抗血栓薬を使用している患者では、出血の有無を観察します。鼻出血、歯肉出血、皮下出血、黒色便、血尿、意識レベル低下があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.組織プラスミノーゲンアクチベータ(t-PA)
正しい。
t-PAは血栓を溶かす血栓溶解薬です。抗血栓薬として扱われます。
2.エリスロポエチン
誤り。
エリスロポエチンは赤血球産生を促すホルモン製剤です。腎性貧血などで用いられます。抗血栓薬ではありません。
3.プロトンポンプ阻害薬
誤り。
プロトンポンプ阻害薬は胃酸分泌を抑える薬です。胃潰瘍や逆流性食道炎などで用いられます。
4.クロルプロマジン
誤り。
クロルプロマジンは抗精神病薬です。統合失調症などの精神症状に用いられる薬で、抗血栓薬ではありません。
覚えるポイント
- t-PAは血栓溶解薬です。
- 抗血栓薬では出血に注意します。
- エリスロポエチンは造血に関わります。
- プロトンポンプ阻害薬は胃酸分泌を抑えます。