R06A111|令和6年度 准看護師試験 過去問
成人看護運動器・皮膚・膠原病看護運動器疾患・リハビリの看護
深部静脈血栓症の予防について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、深部静脈血栓症の予防が問われています。
深部静脈血栓症の予防には、下肢の静脈還流を促すことが重要です。
解説
深部静脈血栓症は、下肢などの深部静脈に血栓ができる状態です。長期臥床、手術後、脱水、悪性腫瘍、妊娠、肥満などでリスクが高まります。
予防には、早期離床、足関節運動、十分な水分管理、弾性ストッキングや間欠的空気圧迫装置の使用などがあります。
弾性ストッキングは、下肢を適度に圧迫して静脈還流を助け、血液のうっ滞を予防します。装着時はしわや食い込みがないようにし、皮膚状態を観察します。
報告が必要なサイン
片側下肢の腫脹、疼痛、熱感、発赤、急な息切れ、胸痛、SpO2低下がある場合は、深部静脈血栓症や肺塞栓を疑い速やかに報告します。
選択肢の確認
1.足関節の底屈により、腓腹部に痛みが出現するか観察する。
誤り。
疼痛の誘発を目的に無理に動かすことは適切ではありません。血栓が疑われる場合は不用意な操作を避け、報告します。
2.弾性ストッキングを装着する。
適切である。
弾性ストッキングは下肢の静脈還流を促し、深部静脈血栓症の予防に用いられます。
3.臥床中は足関節を固定する。
誤り。
足関節を固定すると筋ポンプ作用が低下し、血液がうっ滞しやすくなります。足関節運動が予防に役立ちます。
4.ファーラー位を長時間保持する。
誤り。
長時間同じ体位を保つと静脈還流が悪くなることがあります。体位変換や下肢運動、早期離床が大切です。
覚えるポイント
- 深部静脈血栓症予防には弾性ストッキングが有効です。
- 早期離床と足関節運動が重要です。
- 片側下肢の腫脹や疼痛に注意します。
- 急な息切れや胸痛は肺塞栓を疑います。