R06B20|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進血液・造血器疾患白血病
白血病について、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、白血病の種類と原因が問われています。
成人T細胞白血病は、HTLV-1というウイルス感染と関係します。
解説
白血病は、血液細胞を作る造血組織に異常が起こり、白血病細胞が増殖する疾患です。
成人T細胞白血病は、ヒトT細胞白血病ウイルス1型、つまりHTLV-1感染が原因となります。母乳、性行為、血液などを介して感染することがあります。
白血病では、正常な血液細胞が作られにくくなるため、貧血、感染しやすさ、出血傾向がみられます。発熱、倦怠感、息切れ、皮下出血、鼻出血などに注意します。
准看護師としての観察ポイント
白血病では、発熱、咽頭痛、口内炎、出血斑、歯肉出血、息切れ、倦怠感を観察します。骨髄抑制がある場合は感染予防と出血予防が重要です。
選択肢の確認
1.急性リンパ性白血病は高齢者に多い。
誤り。
急性リンパ性白血病は小児に多い白血病として重要です。高齢者に多いとはいえません。
2.造血幹細胞の炎症である。
誤り。
白血病は造血細胞の腫瘍性増殖による疾患です。炎症ではありません。
3.成人T細胞白血病の原因はウイルス感染である。
正しい。
成人T細胞白血病はHTLV-1感染が原因となります。
4.貧血が起きるのはまれである。
誤り。
白血病では正常造血が障害されるため、貧血がみられます。息切れ、動悸、倦怠感に注意します。
覚えるポイント
- 成人T細胞白血病はHTLV-1感染と関係します。
- 白血病は炎症ではなく血液の腫瘍性疾患です。
- 白血病では貧血、感染、出血に注意します。
- 急性リンパ性白血病は小児に多いです。