R07A143|令和7年度 准看護師試験 過去問
プロセスレコードについて、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、プロセスレコードの目的が問われています。
プロセスレコードは、患者と看護師の相互作用を振り返り、看護師自身の関わり方、感情、言葉の選び方を学ぶために用いられます。
解説
プロセスレコードでは、患者の発言、看護師の発言、そのときの表情や沈黙、自分が感じたこと、患者の反応などを記録します。そして、あとから客観的に振り返り、よりよいコミュニケーションを考えます。
精神看護では、患者との関係そのものが看護の重要な手段になります。そのため、看護師の言葉や態度が患者にどのような影響を与えたかを振り返ることが大切です。
プロセスレコードは、単に患者の病的な言動を残すものではありません。また、通常の看護記録やインシデント分析の記録とも目的が異なります。
コミュニケーションのポイント
プロセスレコードでは、「患者が何を言ったか」だけでなく、「自分がどう受け止め、どう返したか」を振り返ります。患者を責めるためではなく、看護師自身の関わりを学ぶために使います。
選択肢の確認
1.患者と看護師のやりとりの場面を記録し客観的に振り返る。
正しい。
プロセスレコードは、患者と看護師の会話や相互作用を記録し、看護師の関わり方を客観的に振り返るために用いられます。
2.患者の病的な言動を記録に残す。
誤り。
プロセスレコードは、患者の病的な言動だけを記録するものではありません。患者と看護師のやりとり全体を振り返ることが目的です。
3.患者に行った看護ケアを時間経過に沿って記録する。
誤り。
看護ケアを時間経過に沿って記録するのは、通常の看護記録に近い内容です。プロセスレコードは、コミュニケーション場面の振り返りを目的とします。
4.記録の内容から医療事故につながる場面を特定する。
誤り。
医療事故につながる場面を特定するのは、インシデント・アクシデント分析の目的です。プロセスレコードの主な目的ではありません。
覚えるポイント
- プロセスレコードは、患者と看護師のやりとりを振り返る記録である。
- 看護師自身の発言、感情、態度、患者の反応を客観的に考える。
- 精神看護では、患者-看護師関係を学ぶために重要である。
- 患者を評価・批判するための記録ではない。
- 通常の看護記録や事故分析とは目的が異なる。