R07A40|令和7年度 准看護師試験 過去問
仰臥位による腹囲測定について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、仰臥位での腹囲測定の方法が問われています。
腹囲測定では、測定部位、体位、巻尺の当て方、呼吸のタイミングをそろえることが大切です。毎回同じ条件で測定することで、変化を正確に把握しやすくなります。
解説
仰臥位で腹囲を測定するときは、患者を仰向けにし、原則として膝を伸ばした姿勢で測定します。
巻尺は皮膚に直接当て、ねじれやたるみがないように水平に巻きます。衣服の上から測定すると、衣服の厚みやずれによって誤差が出ます。
腹囲測定の部位は目的によって異なります。腹水や腹部膨満の観察では、臍の高さなど、毎回同じ部位で測定することが重要です。問題の選択肢では「腸骨の位置に巻く」よりも、膝を伸ばして測定することが適切です。
呼吸で腹囲は変化するため、目盛を読むタイミングもそろえます。一般に吸気終了時ではなく、安静呼気時など一定のタイミングで測定します。
安全管理上のポイント
腹囲測定では、患者の羞恥心に配慮し、必要な部位だけ露出します。寒さや不安を感じないよう声をかけ、カーテンを閉めてプライバシーを守ります。
准看護師としての観察ポイント
腹囲の増加、腹部膨満、腹痛、嘔気、呼吸苦、体重増加、浮腫がある場合は注意します。急な変化があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.衣服の上から測定する。
誤り。
衣服の上から測定すると誤差が生じます。皮膚に直接巻尺を当て、プライバシーに配慮して測定します。
2.巻尺は腸骨の位置に巻く。
誤り。
腹囲測定では、目的に応じて臍の高さなど、毎回同じ部位で測定することが大切です。この設問では腸骨の位置に巻くことより、膝を伸ばして測定することが適切です。
3.膝を伸ばして測定する。
適切である。
仰臥位で腹囲を測定するときは、原則として膝を伸ばした姿勢で測定します。体位をそろえることで、測定値の変化を比較しやすくなります。
4.吸気終了時の目盛を読む。
誤り。
吸気時は腹囲が変化しやすく、測定値にばらつきが出ます。呼吸のタイミングを一定にし、一般に安静呼気時などで測定します。
覚えるポイント
- 腹囲測定は毎回同じ条件で行う。
- 衣服の上から測定しない。
- 巻尺はねじれやたるみなく水平に当てる。
- 仰臥位では膝を伸ばして測定する。
- 腹囲の急な増加や呼吸苦があれば報告する。