R07A60|令和7年度 准看護師試験 過去問
氷枕の使用方法について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、氷枕による冷罨法の基本的な使用方法が問われています。
氷枕は、発熱時や頭部の冷却などで使用されます。冷却効果を得るだけでなく、凍傷、圧迫、寝具の濡れ、患者の不快感を防ぐことが大切です。
解説
氷枕を使用するときは、氷を入れすぎず、空気を抜いて、表面を平らにします。空気が多いと頭部が不安定になり、冷却効果も不均一になります。
また、氷枕は直接皮膚に触れないようにカバーやタオルで包みます。これは、冷たすぎる刺激による凍傷や皮膚障害を防ぐためです。
氷枕を置く位置は後頭部を中心とし、肩に触れないように置くことが重要です。肩に触れると、肩や頸部の筋緊張、不快感、冷えすぎにつながることがあります。
安全管理上のポイント
氷枕使用中は、皮膚の発赤、蒼白、しびれ、痛み、強い寒気がないかを観察します。患者が不快を訴える場合は、冷却部位やカバーの厚さを確認し、必要時は看護師に報告します。
選択肢の確認
1.クラッシュアイスを使用する際は、水は不要である。
誤り。
クラッシュアイスを使用する場合でも、氷同士のすき間を減らして枕の形を整えやすくするため、少量の水を加えることがあります。水を入れることで、後頭部に当たりやすくなり、冷却が均一になりやすくなります。
2.空気を入れて留め金をとめる。
誤り。
氷枕は空気を入れるのではなく、余分な空気を抜いてから口を閉じます。空気が入ったままだと、頭部が安定せず、冷却効果も弱くなります。
3.カバーは使用しない。
誤り。
氷枕は直接皮膚に当てず、カバーやタオルで包んで使用します。直接当てると冷たすぎる刺激により、凍傷や皮膚障害を起こすおそれがあります。
4.肩に触れないように置く。
適切である。
氷枕は後頭部を冷やすように置き、肩に触れないようにします。肩に当たると冷えすぎや不快感、頸部や肩のこわばりにつながるため、この記述は適切です。
覚えるポイント
- 氷枕は、氷を入れた後に空気を抜いて使用する。
- 皮膚障害を防ぐため、氷枕はカバーやタオルで包む。
- 氷枕は後頭部に当て、肩に触れないように置く。
- 使用中は皮膚色、冷感、痛み、寒気、不快感を観察する。