R07A61|令和7年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術排泄援助浣腸・摘便・便秘ケア
浣腸について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、浣腸の基本手技が問われています。
浣腸は排便を促す処置ですが、直腸粘膜を傷つけないこと、腹痛や気分不快を起こさないこと、羞恥心に配慮することが大切です。
解説
浣腸液は、体温に近い温度に整えて使用します。冷たい浣腸液は腸管を刺激し、腹痛や不快感を起こしやすくなります。熱すぎる場合は粘膜損傷の危険があります。
カテーテルや注入管は、無理に深く挿入しません。成人では一般に5 cm程度を目安に挿入し、抵抗がある場合や痛みを訴える場合は無理に進めません。
浣腸液はゆっくり注入し、注入後は可能な範囲でしばらく我慢してもらうことで、便を軟らかくし、排便効果を高めます。
准看護師としての観察ポイント
浣腸中は、腹痛、冷汗、顔色不良、気分不快、出血、強い便意を観察します。異常があれば中止し、速やかに看護師や医師に報告します。
選択肢の確認
1.浣腸液はあらかじめ冷やしておく。
誤り。
浣腸液は冷やさず、体温に近い温度に整えて使用します。冷たい浣腸液は腸管を強く刺激し、腹痛や不快感の原因になります。
2.カテーテルは5 cm 程度挿入する。
適切である。
浣腸時のカテーテルは、直腸粘膜を傷つけないように、成人では5 cm程度を目安に挿入します。痛みや抵抗がある場合は無理に挿入しないことが重要です。
3.浣腸液はすばやく注入する。
誤り。
浣腸液をすばやく注入すると、腸管が急に刺激され、腹痛、気分不快、強い便意を起こしやすくなります。浣腸液はゆっくり注入します。
4.浣腸液注入後すぐに排便を促す。
誤り。
注入後すぐに排便すると、浣腸液が十分に作用しにくくなります。可能であればしばらく我慢してもらい、便を軟らかくしてから排便を促します。
覚えるポイント
- 浣腸液は冷やさず、体温に近い温度で使用する。
- カテーテルは成人で5 cm程度を目安に挿入する。
- 浣腸液はゆっくり注入する。
- 注入後は可能な範囲で少し我慢してもらう。
- 腹痛、気分不快、出血、顔色不良があれば報告する。