R05B60|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術排泄援助浣腸・摘便・便秘ケア
浣腸について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、浣腸時の目的、体位、挿入時の声かけ、挿入長が問われています。
浣腸では、腸管を刺激するため、腹痛、気分不快、迷走神経反射、直腸粘膜損傷に注意します。
解説
浣腸のカテーテルやノズルを挿入するときは、患者に口呼吸を促すことが適切です。口呼吸を促すことで肛門括約筋の緊張がゆるみ、挿入時の疼痛や抵抗を軽減できます。
バリウム浣腸は、大腸の造影検査のために行うものであり、排便を促す目的ではありません。
浣腸の体位は、患者の希望だけで決めるのではなく、一般に左側臥位をとります。左側臥位はS状結腸から下行結腸の走行に沿いやすく、薬液が入りやすい体位です。
カテーテル挿入の長さは、成人で一般に5~6cm程度が目安です。7~9cmは深すぎる場合があり、直腸粘膜損傷の危険があります。
安全管理上のポイント
浣腸中は、腹痛、冷汗、顔面蒼白、気分不快、徐脈、出血を観察します。強い腹痛や気分不快がある場合は中止し、報告します。
選択肢の確認
1.バリウム浣腸は排便を促す目的で行う。
誤り。
バリウム浣腸は大腸の造影検査を目的に行います。排便促進のための浣腸ではありません。
2.実施時の体位は患者の希望に沿って行う。
誤り。
浣腸では一般に左側臥位をとります。患者の希望だけで体位を決めるものではありません。
3.カテーテル挿入時は口呼吸を促す。
正しい。
口呼吸を促すことで肛門括約筋の緊張を緩め、挿入時の疼痛や抵抗を軽減します。
4.カテーテル挿入の長さは 7 ~ 9 cm である。
誤り。
成人での挿入長は一般に5~6cm程度が目安です。7~9cmは深すぎる場合があります。
覚えるポイント
- 浣腸時は口呼吸を促す。
- 浣腸の体位は一般に左側臥位である。
- 成人の挿入長は5~6cm程度が目安である。
- バリウム浣腸は造影検査のために行う。
- 腹痛、冷汗、徐脈、出血に注意する。