R06A50|令和6年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術排泄援助浣腸・摘便・便秘ケア
摘便について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、摘便時の安全な手技と患者観察が問われています。
摘便では、便塊を一度に無理に出そうとせず、小さく砕いて掻き出します。
解説
摘便は、直腸内に硬い便が貯留し、自然排便が困難なときに行われる援助です。直腸粘膜を傷つけないこと、迷走神経反射による徐脈や気分不快に注意することが重要です。
体位は一般に左側臥位が用いられます。手指には潤滑油を十分につけ、患者には口でゆっくり呼吸してもらいながら行います。
便塊は大きいまま無理に引き出すと、疼痛や粘膜損傷を起こすことがあります。そのため、便塊を小さく砕きながら少しずつ掻き出します。
報告が必要なサイン
顔面蒼白、冷汗、気分不快、徐脈、強い疼痛、出血がみられた場合は、すぐに中止して報告します。
選択肢の確認
1.右側臥位で行う。
誤り。
摘便は一般に左側臥位で行います。直腸の走行や援助のしやすさを考えた体位です。
2.第3 指(中指)に潤滑油を塗る。
誤り。
通常は示指に潤滑油を十分につけて行います。直腸粘膜を傷つけないようにします。
3.手指を挿入するときは一時呼吸を止めてもらう。
誤り。
呼吸を止めると緊張が強まりやすくなります。口でゆっくり呼吸してもらい、肛門括約筋の緊張を和らげます。
4.便塊は小さく砕いて掻き出す。
適切である。
便塊を小さく砕きながら少しずつ掻き出すことで、疼痛や直腸粘膜損傷を防ぎやすくなります。
覚えるポイント
- 摘便は一般に左側臥位で行います。
- 潤滑油を十分に使用します。
- 便塊は小さく砕いて少しずつ取り除きます。
- 徐脈、冷汗、顔面蒼白、出血に注意します。