R07A73|令和7年度 准看護師試験 過去問
不安のある患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、不安のある患者への基本的な関わりが問われています。
不安は、病気、検査、手術、入院、痛み、将来への心配などによって生じます。患者が不安を言葉にできるように関わることが重要です。
解説
不安のある患者には、まず安心して話せる環境を整えます。患者の訴えを否定せず、表情、声の調子、姿勢、落ち着きのなさ、睡眠、食欲、バイタルサインなどを合わせて観察します。
不安は心の中だけにとどまらず、動悸、発汗、手の震え、息苦しさ、不眠、食欲低下、腹部不快感などの身体症状として現れることがあります。
看護では、指示的に一方的な態度で接するのではなく、患者の話を聴き、不安の内容を整理できるように支援します。必要な情報は分かりやすく説明し、分からないことは確認して看護師や医師につなぎます。
コミュニケーションのポイント
「心配なことを話しても大丈夫です」「どのようなことが一番気になっていますか」と声をかけ、患者が不安を表出できるようにします。否定や説得ではなく、受け止める姿勢が大切です。
選択肢の確認
1.不安を表出できるよう関わる。
適切である。
不安を言葉にすることで、患者自身が気持ちを整理しやすくなります。看護者は否定せずに傾聴し、安心して話せる関係をつくることが大切です。
2.不安が現実的ではないと否定する。
誤り。
患者の不安を否定すると、患者は気持ちを話しにくくなり、孤立感が強まることがあります。不安の内容が現実と異なる場合でも、まず感情を受け止めます。
3.身体的な症状は出現しない。
誤り。
不安は、動悸、発汗、震え、息苦しさ、不眠、食欲低下などの身体症状として現れることがあります。精神面と身体面の両方を観察します。
4.指示的態度で接する。
誤り。
一方的に指示する態度は、患者の不安を強めることがあります。患者の思いを聴き、自己決定を尊重しながら関わることが大切です。
覚えるポイント
- 不安のある患者には、まず安心して話せる環境を整える。
- 不安は否定せず、患者の感情を受け止める。
- 不安は身体症状として現れることがある。
- 傾聴、共感、分かりやすい説明が大切である。
- 強い不安、不眠、過呼吸、動悸、食欲低下が続く場合は報告する。