R07A75|令和7年度 准看護師試験 過去問
長期間の輸液療法を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、長期間の輸液療法を受ける患者の看護が問われています。
輸液療法では、必要な水分や電解質、薬剤を投与します。長期間になるほど、感染、静脈炎、血管外漏出、水分過不足などに注意が必要です。
解説
長期間の輸液療法では、輸液量だけでなく、尿量、排便、発汗、ドレーン排液、嘔吐などを含めて、1日の水分出納を確認します。水分出納を把握することで、脱水や体液過剰の早期発見につながります。
刺入部は、関節部を避けて選びます。関節部は動きで針やカテーテルがずれやすく、血管外漏出や閉塞、痛みの原因になります。
輸液ラインは、短ければよいというものではありません。患者が安全に動け、牽引や屈曲が起こらない適切な長さと固定が必要です。体動を過度に制限すると、筋力低下、廃用、褥瘡、深部静脈血栓症のリスクが高まります。
安全管理上のポイント
刺入部の発赤、腫脹、疼痛、熱感、漏れ、滴下不良を観察します。急な呼吸困難、浮腫、尿量減少、発熱、悪寒があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.刺入部は関節部を選ぶ。
誤り。
関節部は動きによって針やカテーテルがずれやすく、血管外漏出や静脈炎の原因になります。刺入部は、安定して固定しやすい部位を選びます。
2.輸液ラインは短くする。
誤り。
輸液ラインは短くすればよいわけではありません。短すぎると体動時に牽引され、刺入部のずれや抜去につながります。安全に動ける適切な長さで管理します。
3.1日の水分出納をチェックする。
適切である。
長期間の輸液療法では、輸液量と排泄量のバランスを確認することが重要です。水分出納のチェックにより、脱水や体液過剰、腎機能低下の早期発見につながります。
4.輸液療法中は体動を制限する。
誤り。
輸液療法中でも、必要以上に体動を制限するのは適切ではありません。安全に動けるようラインを整理し、転倒や抜去を予防しながら活動を支援します。
覚えるポイント
- 長期間の輸液療法では、1日の水分出納を確認する。
- 刺入部は関節部を避け、固定しやすい部位を選ぶ。
- 輸液ラインは牽引や屈曲が起こらないように整える。
- 体動を過度に制限せず、転倒と抜去を予防する。
- 発赤、腫脹、疼痛、漏れ、発熱、尿量減少は報告が必要である。