R07A96令和7年度 准看護師試験 過去問

成人看護脳神経・感覚器看護脳神経・眼耳鼻疾患の看護

頭蓋内圧亢進症状はどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、頭蓋内圧亢進症状が問われています。

頭蓋内圧が上昇すると、脳が圧迫され、意識障害、頭痛、嘔吐、瞳孔異常、血圧上昇などがみられます。進行すると生命に関わるため、早期発見が重要です。

解説

頭蓋内圧亢進では、脳血流を保とうとする反応により血圧上昇がみられることがあります。重症になると、血圧上昇、徐脈、呼吸異常を特徴とするクッシング現象がみられます。

頭蓋内圧亢進の代表的症状には、頭痛、噴射性嘔吐、意識障害、瞳孔不同、うっ血乳頭などがあります。意識レベルの変化は特に重要な観察項目です。

クスマウル呼吸は、糖尿病ケトアシドーシスなどの代謝性アシドーシスでみられる深く大きい呼吸です。眼瞼下垂は動眼神経麻痺などでみられます。頻脈よりも、頭蓋内圧亢進が重症化した場合は徐脈が重要です。

准看護師としての観察ポイント
意識レベル、瞳孔の大きさと左右差、対光反射、頭痛、嘔吐、血圧、脈拍、呼吸状態、麻痺の有無を観察します。急な意識低下や瞳孔不同は速やかに報告します。

選択肢の確認

1.クスマウル呼吸
誤り。
クスマウル呼吸は、糖尿病ケトアシドーシスなどの代謝性アシドーシスでみられる深く大きい呼吸です。頭蓋内圧亢進の代表的症状ではありません。

2.眼瞼下垂
誤り。
眼瞼下垂は、動眼神経麻痺や重症筋無力症などでみられる症状です。頭蓋内圧亢進で注意するのは、意識障害、瞳孔異常、血圧上昇などです。

3.血圧上昇
該当する。
頭蓋内圧が亢進すると、脳血流を保つために血圧上昇がみられることがあります。重症化すると、血圧上昇、徐脈、呼吸異常が重要なサインになります。

4.頻脈
誤り。
頭蓋内圧亢進が進行すると、頻脈ではなく徐脈がみられることがあります。頻脈は頭蓋内圧亢進の代表的症状としては適切ではありません。

覚えるポイント

  • 頭蓋内圧亢進では、頭痛、嘔吐、意識障害、瞳孔異常に注意する。
  • 重症化すると、血圧上昇、徐脈、呼吸異常がみられる。
  • 意識レベルの変化は重要な観察項目である。
  • クスマウル呼吸は代謝性アシドーシスでみられやすい。
  • 急な意識低下、瞳孔不同、血圧上昇は速やかに報告する。

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