R05B97|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候出血・凝固異常
クモ膜下出血について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、くも膜下出血の原因、症状、再出血の危険性が問われています。
くも膜下出血では、突然の激しい頭痛と再出血予防が重要です。
解説
くも膜下出血は、脳を覆うくも膜と軟膜の間のくも膜下腔に出血が起こる疾患です。原因として多いのは、脳動脈瘤の破裂です。
発症時には、「突然バットで殴られたような」と表現される激しい頭痛、嘔吐、意識障害、項部硬直などがみられることがあります。軽い頭痛が数時間続いて発症するという説明は、典型的ではありません。
くも膜下出血では、再出血を起こすと予後が悪くなります。再出血は生命に関わるため、安静、血圧管理、刺激を避ける環境調整などが重要です。
好発は女性に多い傾向があり、高齢男性に好発すると一律に説明するのは適切ではありません。
報告が必要なサイン
突然の激しい頭痛、嘔吐、意識障害、瞳孔不同、けいれん、麻痺、血圧上昇があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.脳動脈瘤の破裂を原因とするものは少ない。
誤り。
くも膜下出血の原因として脳動脈瘤破裂は重要です。少ないとはいえません。
2.数時間、軽い頭痛が続いて発症する。
誤り。
くも膜下出血は突然の激しい頭痛で発症することが多いです。軽い頭痛が数時間続くという説明は典型的ではありません。
3.再出血を起こすと予後は悪い。
正しい。
くも膜下出血では再出血により状態が急激に悪化し、予後が悪くなります。
4.高齢男性に好発する。
誤り。
くも膜下出血は女性に多い傾向があります。高齢男性に好発すると一律に説明するのは適切ではありません。
覚えるポイント
- くも膜下出血は脳動脈瘤破裂が重要な原因である。
- 突然の激しい頭痛が特徴である。
- 再出血は予後を悪化させる。
- 安静と血圧管理が重要である。
- 意識障害、嘔吐、項部硬直を観察する。