R05A20令和5年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候出血・凝固異常

出血について、正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、出血の部位と症状名が問われています。

喀血、吐血、下血、タール便、点状出血は、臨床で観察と報告につながる重要用語です。

解説

喀血は、気道や肺など呼吸器系からの出血が咳とともに出るものです。

吐血は、胃や食道など上部消化管からの出血を吐くものです。

下血は、肛門から血液が出ることを広く指します。黒色で粘りのある便をタール便といい、上部消化管出血でみられることがあります。したがって、タール便は下血の一種です。

点状出血は、皮膚や粘膜にみられる小さな出血斑です。10~20mmの内出血は点状出血としては大きすぎます。

報告が必要なサイン
吐血、喀血、黒色便、鮮血便、血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白、意識レベル低下がある場合は、出血量やショックの可能性を考えて速やかに報告します。

選択肢の確認

1.喀血は消化管からの出血である。
誤り。
喀血は呼吸器系からの出血です。消化管からの出血を吐く場合は吐血といいます。

2.吐血は呼吸器系からの出血である。
誤り。
吐血は消化管からの出血です。呼吸器系からの出血は喀血です。

3.タール便は下血の一種である。
正しい。
タール便は黒色で粘りのある便で、上部消化管出血でみられることがあります。肛門から血液成分が出る下血の一種です。

4.点状出血は 10~20 mm の内出血である。
誤り。
点状出血は小さな出血斑です。10~20mmの出血斑は点状出血としては大きすぎます。

覚えるポイント

  • 喀血は呼吸器系からの出血である。
  • 吐血は消化管からの出血である。
  • タール便は下血の一種である。
  • 点状出血は小さな皮膚・粘膜の出血斑である。
  • 出血ではバイタルサインとショック症状を観察する。

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