R05A19|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進感染症・免疫アレルギー・免疫反応
感染やワクチン接種により得られる免疫はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、免疫の種類が問われています。
感染やワクチン接種で、自分の体が抗体や免疫記憶をつくる免疫は能動免疫です。
解説
能動免疫は、病原体への感染やワクチン接種によって、自分の免疫系が抗体や免疫記憶をつくる免疫です。一度つくられた免疫記憶により、次に同じ病原体が入ったときに早く反応できます。
これに対して、受動免疫は、他者がつくった抗体を受け取って得られる免疫です。母体から胎児へ移行する抗体や、免疫グロブリン製剤の投与などが例です。
自然免疫は、生まれつき備わっている防御機構です。自己免疫は、自分の体の成分を異物のように攻撃してしまう反応です。
患者への説明
ワクチンについて説明するときは、「病気にかかりにくくしたり、重症化を防いだりするために、体が免疫をつくる準備をします」と伝えると理解しやすくなります。
選択肢の確認
1.自然免疫
誤り。
自然免疫は、生まれつき備わっている防御機構です。感染やワクチン接種によって新たに獲得する免疫ではありません。
2.自己免疫
誤り。
自己免疫は、自分の体の成分に対して免疫反応が起こることです。感染やワクチン接種で得る免疫ではありません。
3.受動免疫
誤り。
受動免疫は、他者がつくった抗体を受け取ることで得られる免疫です。自分で免疫をつくる感染やワクチン接種とは区別します。
4.能動免疫
正しい。
感染やワクチン接種により、自分の体が抗体や免疫記憶をつくる免疫は能動免疫です。
覚えるポイント
- 感染やワクチン接種で得られる免疫は能動免疫である。
- 抗体を外から受け取る免疫は受動免疫である。
- 自然免疫は生まれつき備わる防御機構である。
- 自己免疫は自分の体を攻撃してしまう免疫反応である。