R07B80|令和7年度 准看護師試験 過去問
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の在宅療養中の患者への説明について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、COPD患者の在宅療養指導が問われています。
COPDは、主に喫煙などを背景に気流制限が起こる慢性呼吸器疾患です。感染を契機に急性増悪を起こしやすいため、感染予防が重要です。
解説
COPD患者では、インフルエンザや肺炎などの呼吸器感染をきっかけに、咳、痰、呼吸困難が悪化し、入院が必要になることがあります。そのため、インフルエンザワクチンの接種は急性増悪予防として大切です。
喫煙はCOPDの進行に深く関係します。本数を少なくするだけではなく、禁煙を目標に支援します。禁煙は最も重要な生活指導の一つです。
食事は、呼吸にエネルギーを使うため低栄養になりやすい一方、満腹になると横隔膜が動きにくくなり息苦しさが増すことがあります。少量頻回で栄養を確保する工夫が有効です。活動は無理のない範囲で継続し、閉じこもりを避けます。
患者への説明
「感染をきっかけに息切れが悪化することがあります。ワクチン、手洗い、人混みを避ける工夫を続けましょう」と具体的に説明します。
選択肢の確認
1.「喫煙はできるだけ本数を少なくしましょう。」
誤り。
COPDでは禁煙が重要です。本数を減らすだけでなく、禁煙に向けた支援が必要です。
2.「お腹いっぱい食べましょう。」
誤り。
満腹になると横隔膜の動きが妨げられ、呼吸困難が強くなることがあります。少量頻回で栄養をとる工夫が適切です。
3.「できるだけ自宅で過ごしましょう。」
誤り。
閉じこもりは活動量低下や筋力低下につながります。体調に合わせ、呼吸法を使いながら無理のない活動を続けることが大切です。
4.「インフルエンザワクチンを受けるようにしましょう。」
適切である。
COPDでは呼吸器感染が急性増悪のきっかけになります。インフルエンザワクチン接種は感染予防として適切な説明です。
覚えるポイント
- COPDでは禁煙が重要である。
- 呼吸器感染はCOPD急性増悪の原因になる。
- インフルエンザワクチン接種をすすめる。
- 食事は少量頻回で、息切れを起こしにくい工夫をする。
- 活動量を保ち、口すぼめ呼吸や休息を取り入れる。