R06A80|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進呼吸器疾患COPD・慢性呼吸不全
mMRC スケール(修正 Medical Research Council)において「平坦な道を約100 m、あるいは数分歩くと息継ぎ(息切れ)のために立ちどまる」のはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、mMRCスケールによる息切れの評価が問われています。
平坦な道を約100 m、または数分歩くと息切れで立ち止まる状態は、グレード3です。
解説
mMRCスケールは、呼吸困難の程度を日常生活動作との関係で評価する指標です。
呼吸器疾患、とくにCOPDなどで、患者がどの程度の活動で息切れを感じるかを把握するために用いられます。
グレード3は、平坦な道を約100 m歩く、または数分歩くと息切れのために立ち止まる状態です。呼吸困難が日常生活に影響している段階と考えます。
准看護師としての観察ポイント
呼吸困難は、患者の訴えだけでなく、歩行距離、会話のしやすさ、呼吸数、SpO2、チアノーゼ、疲労、休息の必要性を合わせて観察します。
選択肢の確認
1.グレード1
誤り。
グレード1は、急いで歩いたり、ゆるやかな坂を上ったりすると息切れする程度です。約100 mで立ち止まる状態ではありません。
2.グレード2
誤り。
グレード2は、同年代の人より歩くのが遅い、または自分のペースでも息切れで立ち止まることがある状態です。設問の表現はグレード3に該当します。
3.グレード3
正しい。
平坦な道を約100 m、または数分歩くと息切れのために立ち止まる状態は、mMRCスケールのグレード3です。
4.グレード4
誤り。
グレード4は、息切れが強くて外出できない、または着替えなどでも息切れする状態です。設問よりさらに重い状態です。
覚えるポイント
- mMRCは息切れの程度を日常生活で評価します。
- 約100 mまたは数分歩いて立ち止まるのはグレード3です。
- グレード4は外出や着替えにも支障がある状態です。
- 呼吸困難ではSpO2だけでなく生活への影響を見ます。