R06A81|令和6年度 准看護師試験 過去問
食生活と栄養栄養素・食品成分ミネラル・電解質
降圧薬投与時の患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、降圧薬の副作用と食物相互作用が問われています。
カルシウム拮抗薬では、グレープフルーツジュースとの相互作用に注意します。
解説
降圧薬は種類によって作用機序、副作用、注意点が異なります。
カルシウム拮抗薬は血管を拡張させて血圧を下げます。一部のカルシウム拮抗薬では、グレープフルーツジュースにより薬物の血中濃度が上がり、血圧低下、めまい、ふらつきなどが起こりやすくなることがあります。
ループ利尿薬では低カリウム血症に注意します。β遮断薬では徐脈や気管支収縮などに注意します。ACE阻害薬では乾性咳嗽が代表的な副作用です。
准看護師としての観察ポイント
降圧薬投与中は、血圧、脈拍、めまい、ふらつき、転倒、浮腫、咳、電解質異常の有無を観察します。起立時のふらつきがある場合は転倒予防が必要です。
選択肢の確認
1.ループ利尿薬は、高カリウム血症に注意する。
誤り。
ループ利尿薬では、尿中へのカリウム排泄が増え、低カリウム血症に注意します。高カリウム血症ではありません。
2.β 遮断薬は、頻脈が起こりやすい。
誤り。
β遮断薬は心拍数を下げる作用があるため、頻脈ではなく徐脈に注意します。
3.ACE 阻害薬は、湿性咳嗽を観察する。
誤り。
ACE阻害薬で特徴的なのは、痰を伴わない乾性咳嗽です。湿性咳嗽ではありません。
4.カルシウム拮抗薬は、グレープフルーツジュースを避ける。
適切である。
グレープフルーツジュースにより薬物血中濃度が上昇することがあり、血圧低下や副作用が出やすくなるため避けます。
覚えるポイント
- カルシウム拮抗薬ではグレープフルーツジュースを避けることがあります。
- ループ利尿薬は低カリウム血症に注意します。
- β遮断薬は徐脈に注意します。
- ACE阻害薬は乾性咳嗽に注意します。