R07B11令和7年度 准看護師試験 過去問

人体のしくみと働き循環・血液血球成分・造血・免疫

ミネラルについて、正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、ミネラルの働きと体内での分布が問われています。

鉄、ナトリウム、カルシウム、カリウムは、貧血、脱水、骨、腎不全、心電図異常などと関連して出題されやすい重要なミネラルです。

解説

鉄はヘモグロビンの成分です。ヘモグロビンは赤血球に含まれ、酸素を全身へ運ぶ役割をもちます。鉄が不足すると鉄欠乏性貧血を起こし、動悸、息切れ、めまい、倦怠感などがみられます。

ナトリウムは主に細胞外液の陽イオンです。細胞内液の主な陽イオンはカリウムです。

カルシウムの多くは骨や歯に存在します。血液中に存在する割合は少ないですが、神経や筋収縮、血液凝固にも関係します。腎不全ではカリウムが排泄されにくくなり、高カリウム血症を起こしやすくなります。

准看護師としての観察ポイント
ミネラル異常では、筋力低下、しびれ、不整脈、意識状態、脱水、浮腫を観察します。腎不全患者では高カリウム血症による不整脈に注意します。

選択肢の確認

1.鉄(Fe)はヘモグロビンの成分である。
正しい。
鉄はヘモグロビンの構成成分であり、酸素運搬に重要です。不足すると鉄欠乏性貧血を起こします。

2.ナトリウム(Na)は細胞内液の主な陽イオンである。
誤り。
ナトリウムは主に細胞外液の陽イオンです。細胞内液の主な陽イオンはカリウムです。

3.カルシウム(Ca)はほとんどが血液内に存在する。
誤り。
カルシウムのほとんどは骨や歯に存在します。血液中のカルシウムは一部ですが、神経や筋収縮にも重要です。

4.カリウム(K)は腎不全時に低下する。
誤り。
腎不全ではカリウムの排泄が低下し、高カリウム血症になりやすくなります。高カリウム血症は不整脈の原因になるため注意が必要です。

覚えるポイント

  • 鉄はヘモグロビンの成分である。
  • ナトリウムは細胞外液の主な陽イオンである。
  • カリウムは細胞内液の主な陽イオンである。
  • カルシウムの多くは骨や歯に存在する。
  • 腎不全では高カリウム血症に注意する。

関連問題

R07B10R07B12
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)