R07B4|令和7年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き循環・血液血球成分・造血・免疫
血液について、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、血液成分の働きと赤血球産生の調整が問われています。
血液では、赤血球、白血球、血小板、血漿の働きを区別して覚えることが大切です。
解説
赤血球はヘモグロビンを含み、酸素を全身に運ぶ働きをします。赤血球の産生は、主に腎臓でつくられるエリスロポエチンによって調整されます。腎機能が低下するとエリスロポエチンが不足し、腎性貧血が起こることがあります。
白血球の主な働きは、細菌やウイルスなどから体を守る生体防御です。血小板の主な働きは、血管が傷ついたときに止血に関わることです。
全血液量は、成人では体重の約13分の1、約7~8%程度とされます。体重の約5分の1では多すぎます。
准看護師としての観察ポイント
貧血では顔色、息切れ、動悸、めまいを観察します。感染では発熱や白血球数、出血傾向では紫斑、鼻出血、歯肉出血、採血後の止血状態を確認します。
選択肢の確認
1.赤血球の産生はエリスロポエチンで調整される。
正しい。
赤血球の産生は、主に腎臓で産生されるエリスロポエチンによって促進されます。この記述は正しいです。
2.白血球の主な働きは血液凝固作用である。
誤り。
白血球の主な働きは生体防御です。感染から体を守る役割があります。血液凝固や止血に関係するのは主に血小板や凝固因子です。
3.血小板の主な働きは生体防御作用である。
誤り。
血小板の主な働きは止血です。血管が傷ついたときに集まり、血栓形成に関わります。生体防御の中心は白血球です。
4.全血液量は体重の約5分の1である。
誤り。
成人の全血液量は体重の約7~8%程度です。体重の約5分の1、つまり20%では多すぎます。
覚えるポイント
- 赤血球は酸素運搬に関係する。
- 赤血球の産生はエリスロポエチンで調整される。
- 白血球は生体防御に関係する。
- 血小板は止血に関係する。
- 全血液量は体重の約7~8%程度で覚える。