R05B3令和5年度 准看護師試験 過去問

人体のしくみと働き循環・血液血球成分・造血・免疫

血液の組成について、正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、血液の成分、血漿、ヘマトクリット、膠質浸透圧が問われています。

血液は、血球成分と血漿に分けて理解します。

解説

血液は、赤血球、白血球、血小板などの血球成分と、液体成分である血漿からなります。血漿は、全血から血球成分を除いた液体部分です。

ヘマトクリットは、血液中に占める赤血球の容積割合です。成人男子では一般に約40%台であり、約16%では低すぎます。

成人の血液量は、体重のおよそ13分の1程度、つまり体重の約7〜8%と考えます。体重の8分の1は約12.5%であり多すぎます。

膠質浸透圧を主に形成するのは、血漿たんぱく質、特にアルブミンです。ナトリウムは主に細胞外液の浸透圧に関係します。

准看護師としての観察ポイント
貧血、脱水、浮腫、出血が疑われる患者では、顔色、皮膚・口腔粘膜、尿量、血圧、脈拍、ヘモグロビン、ヘマトクリット、アルブミンなどを観察します。

選択肢の確認

1.成人男子のヘマトクリットは約 16 % である。
誤り。
成人男子のヘマトクリットは一般に約40%台です。約16%は低すぎます。

2.成人の血液量は体重の 1/8 である。
誤り。
成人の血液量は体重の約7〜8%、およそ13分の1程度です。体重の1/8では多すぎます。

3.血漿は全血から血球成分を除いたものである。
正しい。
血漿は血液の液体成分であり、全血から赤血球、白血球、血小板などの血球成分を除いたものです。

4.膠質浸透圧を形成するのはナトリウムである。
誤り。
膠質浸透圧を主に形成するのは血漿たんぱく質、とくにアルブミンです。ナトリウムは細胞外液の浸透圧に関係します。

覚えるポイント

  • 血液は血球成分と血漿からなる。
  • 血漿は全血から血球成分を除いた液体成分である。
  • ヘマトクリットは赤血球の容積割合である。
  • 膠質浸透圧は主にアルブミンが関係する。
  • 血液検査は貧血、脱水、浮腫、出血の観察につながる。

関連問題

R05B2R05B4
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)