R06A133|令和6年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き循環・血液血球成分・造血・免疫
新生児期の生理的黄疸を引き起こす血液成分はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、新生児の生理的黄疸の原因が問われています。
新生児では赤血球が壊れることでビリルビンが増え、生理的黄疸が起こります。
解説
新生児は胎児期に多くの赤血球を持っています。出生後、不要になった赤血球が分解されると、ヘモグロビンからビリルビンが作られます。
新生児は肝臓のビリルビン処理能力が未熟なため、ビリルビンが一時的に増え、皮膚や眼球結膜が黄色く見える生理的黄疸が起こります。
多くは自然に軽快しますが、黄疸が強い場合や早く出現する場合、長引く場合は病的黄疸の可能性があります。
新生児看護の観察ポイント
皮膚色、眼球結膜、哺乳力、活気、便色、尿色、黄疸の出現時期と強さを観察します。黄疸が強い、哺乳不良、ぐったりしている場合は報告します。
選択肢の確認
1.赤血球
正しい。
新生児期の生理的黄疸は、赤血球の分解によりビリルビンが増えることで起こります。
2.白血球
誤り。
白血球は免疫に関わる血液成分です。生理的黄疸の主な原因ではありません。
3.血小板
誤り。
血小板は止血に関わります。生理的黄疸を引き起こす主な血液成分ではありません。
4.血漿
誤り。
血漿は血液の液体成分です。生理的黄疸の原因として問われる血液成分ではありません。
覚えるポイント
- 新生児の生理的黄疸は赤血球の分解で起こります。
- ビリルビンが増えると黄疸が出ます。
- 新生児は肝臓の処理能力が未熟です。
- 強い黄疸や哺乳不良は報告します。