R05B55|令和5年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き循環・血液血球成分・造血・免疫
赤血球製剤の輸血について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、赤血球製剤輸血時の確認事項と安全管理が問われています。
輸血では、患者誤認や血液型不適合を防ぐことが最重要です。実施前の確認を徹底します。
解説
赤血球製剤の輸血前には、血液型、患者氏名、製剤番号、有効期限、外観、指示内容、そして交差適合試験の結果を確認します。交差適合試験は、患者の血液と輸血する血液が適合するかを確認する重要な検査です。
成人の赤血球製剤輸血では、血液が流れにくくならないように、一般に20G程度など太めの静脈留置針が用いられることがあります。22Gでは細い場合があります。
血液バッグには輸血セットを接続します。通常の輸液セットではなく、血液フィルター付きの輸血セットを使用します。
輸血開始直後は副反応が出やすいため、開始後5分程度はベッドサイドで観察します。1分では短すぎます。
報告が必要なサイン
発熱、悪寒、発疹、かゆみ、呼吸困難、胸痛、腰背部痛、血圧低下、頻脈、血尿があれば輸血副反応を疑い、直ちに報告します。
選択肢の確認
1.交差適合試験の結果を確認する。
適切である。
輸血前には交差適合試験の結果を確認し、適合した血液であることを確認します。
2.成人では 22 G の静脈留置針を準備する。
誤り。
赤血球製剤輸血では、流量確保のため成人では20G程度など太めの針が用いられることがあります。22Gでは細い場合があります。
3.血液バッグに輸液セットを接続する。
誤り。
血液バッグには、血液フィルター付きの輸血セットを接続します。通常の輸液セットではありません。
4.輸血開始後 1 分間は患者のベッドサイドを離れない。
誤り。
輸血開始直後は副反応を観察するため、開始後5分程度はベッドサイドで観察します。1分では短すぎます。
覚えるポイント
- 輸血前に交差適合試験の結果を確認する。
- 患者確認、血液型、製剤番号、有効期限を確認する。
- 輸血には輸血セットを使用する。
- 開始直後は副反応を厳重に観察する。
- 発熱、悪寒、呼吸困難、血圧低下は速やかに報告する。