R07B13|令和7年度 准看護師試験 過去問
薬物に影響する因子について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、薬物の作用に影響する因子が問われています。
薬物の効き方は、年齢、体重、性別、肝機能、腎機能、併用薬、栄養状態、疾患の有無などで変わります。特に高齢者と小児では副作用に注意が必要です。
解説
高齢者では、肝機能や腎機能、体内水分量、筋肉量が低下しやすく、薬物の代謝や排泄が遅れることがあります。そのため、薬理作用や副作用が強く現れやすくなります。
小児は肝臓や腎臓の機能が未熟な場合があり、成人より感受性が低いとはいえません。薬の量は年齢や体重、体表面積などを考慮して慎重に調整されます。
腎障害があると、腎臓から排泄される薬が体内に蓄積しやすくなり、薬理作用や副作用が強く出ることがあります。薬剤管理では、腎機能や尿量の確認が重要です。
与薬時の観察ポイント
高齢者では、眠気、ふらつき、転倒、食欲低下、便秘、尿量変化、意識状態の変化を観察します。薬の飲み間違い、重複服用、自己中断にも注意します。
選択肢の確認
1.女性は男性より感受性が低い。
誤り。
薬物感受性は性別だけで一律に決まりません。体格、ホルモン、肝腎機能、併用薬なども影響します。女性は男性より感受性が低いと断定するのは適切ではありません。
2.小児は成人より感受性が低い。
誤り。
小児は肝機能や腎機能が未熟な場合があり、薬物の影響を受けやすいことがあります。成人より感受性が低いとはいえません。
3.高齢者は薬理作用が強く現れやすい。
正しい。
高齢者では代謝や排泄機能が低下しやすく、薬が体内に残りやすいため、薬理作用や副作用が強く現れやすくなります。
4.腎障害があると薬理作用は現れにくい。
誤り。
腎障害があると、腎排泄性の薬剤が体内に蓄積しやすく、薬理作用や副作用が強く現れることがあります。現れにくいという説明は誤りです。
覚えるポイント
- 高齢者は薬理作用や副作用が強く現れやすい。
- 小児は肝腎機能が未熟なため、薬物投与に注意する。
- 腎障害では薬剤が蓄積しやすい。
- 薬物作用には、年齢、体重、肝機能、腎機能、併用薬が影響する。
- 与薬時は、効果だけでなく副作用と生活への影響を観察する。