R07B149|令和7年度 准看護師試験 過去問
スティグマについて、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2 または 3
正答
2、3
この問題のポイント
この問題では、スティグマの意味が問われています。
スティグマとは、特定の人や集団に対して否定的なラベルを貼り、偏見をもったり差別的に扱ったりすることです。この問題では、複数の選択肢が正答として扱われています。
解説
精神障害のある人に対して、「怖い」「危険」「関わりたくない」といった根拠の乏しい思い込みをもつことは、スティグマにつながります。また、その思い込みをもとに差別的な扱いをすることもスティグマに含まれます。
スティグマは、精神障害者だけに限定されるものではありません。疾患、障害、感染症、生活背景、社会的立場など、さまざまな対象に生じることがあります。また、日本だけに特有のものではなく、社会全体の課題として考える必要があります。
精神看護のポイント
スティグマは、受診や相談をためらわせ、孤立や自尊感情の低下につながることがあります。患者を一人の生活者として尊重し、偏見のない態度で関わることが大切です。
准看護師としては、病名や症状だけで患者を判断せず、本人の思い、生活歴、強み、希望を理解する姿勢が求められます。
選択肢の確認
1.精神障害者に限定される。
誤り。
スティグマは精神障害者だけに限定されません。疾患、障害、感染症、社会的立場など、さまざまな人や集団に向けられることがあります。
2.「精神障害者は怖い」と過度に恐れること。
正しい。
根拠なく「怖い」と過度に恐れることは、精神障害者に対する偏見であり、スティグマに含まれます。
3.差別的な扱いをすること。
正しい。
偏見に基づいて差別的な扱いをすることは、スティグマに含まれます。患者の尊厳や社会参加を妨げる要因になります。
4.日本独特の文化的なもの。
誤り。
スティグマは日本だけに特有のものではありません。多くの社会でみられる課題であり、偏見や差別を減らす取り組みが必要です。
覚えるポイント
- スティグマは、否定的なラベル、偏見、差別的な扱いを含みます。
- 精神障害者だけに限定されるものではありません。
- スティグマは患者の受診、相談、社会参加を妨げます。
- 看護では、偏見をもたず、患者の尊厳と自己決定を尊重します。