R07B148|令和7年度 准看護師試験 過去問
精神疾患患者の退院に向けた看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、精神疾患患者の退院支援における多職種連携が問われています。
精神疾患患者の退院支援では、症状の安定だけでなく、住まい、服薬、通院、生活リズム、金銭管理、家族支援、地域サービスの利用を含めて考えます。
解説
精神疾患患者の退院に向けた支援では、看護職だけでなく、精神保健福祉士、医師、薬剤師、作業療法士、訪問看護師、地域の相談支援機関などと協働することが重要です。
病棟内でセルフケアができていても、自宅や地域で同じように生活できるとは限りません。退院後の生活環境、家族関係、服薬継続、通院方法、困ったときの相談先を一緒に確認します。
多職種連携のポイント
精神保健福祉士は、福祉制度、地域資源、生活支援、退院後の相談先の調整などで重要な役割を担います。看護職は日常生活の観察情報を共有し、退院後の支援につなげます。
精神症状が完全に消失していなくても、地域で生活できる支援体制が整えば退院を検討することがあります。退院支援は、患者の自己決定と尊厳を大切にしながら行います。
選択肢の確認
1.病棟内でセルフケアが自立している患者への支援は必要ない。
誤り。
病棟内でセルフケアができていても、退院後の環境では困難が生じることがあります。生活場面に合わせた支援や確認が必要です。
2.退院後の服薬支援は必要ない。
誤り。
精神疾患では、退院後の服薬継続が再発予防や生活の安定に重要です。薬の飲み忘れ、副作用、自己中断のリスクに配慮した支援が必要です。
3.精神保健福祉士等と協働して支援にあたる。
適切である。
退院支援では、精神保健福祉士など多職種と協働し、地域生活に必要な支援を整えることが重要です。この記述は適切です。
4.精神症状が完全に消失しない場合、退院の延期を検討する。
誤り。
精神症状が完全に消失しない場合でも、症状が安定し、地域で生活できる支援体制が整えば退院を考えることがあります。完全消失だけを退院条件にするのは適切ではありません。
覚えるポイント
- 精神疾患患者の退院支援では、地域生活を見据えます。
- 退院後も服薬、通院、生活リズムの支援が重要です。
- 精神保健福祉士等との多職種連携が必要です。
- 患者の自己決定、尊厳、地域での生活を支える視点をもちます。