R05A142|令和5年度 准看護師試験 過去問
精神疾患患者の薬物療法について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、精神疾患患者の服薬支援が問われています。
精神疾患では、病識の乏しさ、症状、認知機能の低下、副作用への不安などにより、服薬の必要性を理解しにくいことがあります。
解説
精神疾患の治療では、薬物療法が重要な役割を持ちます。抗精神病薬、抗うつ薬、気分安定薬、抗不安薬、睡眠薬などが、症状や病態に応じて使用されます。
精神疾患患者では、病気である自覚が乏しい、症状が改善すると薬をやめたくなる、副作用がつらい、薬への不安があるなどの理由で、服薬の必要性を理解できないことがあります。そのため、患者の思いを聴きながら、服薬の目的や副作用、自己判断で中止しないことを説明します。
服薬を拒否した場合に、すぐ強制的に服薬させるのは適切ではありません。拒否の理由を確認し、医師や看護師と相談しながら対応します。
抗精神病薬では、錐体外路症状、眠気、便秘、口渇、体重増加、起立性低血圧などの副作用が出現することがあります。副作用がまれとはいえません。
服薬支援のポイント
患者が服薬を拒否する場合は、理由を聴きます。副作用、不安、妄想、飲みにくさ、生活リズムなどを確認し、医師や薬剤師と連携します。
選択肢の確認
1.補助的な治療である。
誤り。
精神疾患の治療では薬物療法が中心的な役割を持つことがあります。単なる補助的治療とはいえません。
2.患者は服薬の必要性を理解できないことが多い。
適切である。
病識の乏しさや副作用への不安などにより、服薬の必要性を理解しにくいことがあります。継続した説明と支援が必要です。
3.患者が服薬を拒否した場合、強制的に服薬させる。
誤り。
服薬拒否時は理由を確認し、患者の権利と安全に配慮しながら、医師や看護師と連携して対応します。
4.抗精神病薬で副作用が出現することはまれである。
誤り。
抗精神病薬では錐体外路症状、眠気、便秘、口渇、起立性低血圧などの副作用が出現することがあります。
覚えるポイント
- 精神疾患の薬物療法は重要な治療である。
- 患者は服薬の必要性を理解しにくいことがある。
- 服薬拒否では理由を確認する。
- 抗精神病薬には副作用がある。
- 服薬支援では医師、看護師、薬剤師と連携する。