R07B107|令和7年度 准看護師試験 過去問
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症患者の看護について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、HIV感染症患者の看護と生活指導が問われています。
HIV感染症では、抗HIV薬を継続して内服し、ウイルス量を抑えることが重要です。服薬中断は薬剤耐性や病状進行につながることがあります。
解説
HIV感染症では、抗HIV療法を継続することで、免疫機能の低下を防ぎ、AIDS発症を予防し、他者への感染リスクを下げることにつながります。そのため、服薬継続の必要性を説明することが適切です。
性生活では、コンドームなどの避妊具を使用し、性感染症やHIVの感染拡大を防ぎます。ピアス、注射針、カミソリなど血液が付着する可能性のあるものの共有は避けます。
HIVは母子感染を起こすことがあります。ただし、妊娠中からの適切な治療、分娩管理、授乳方法の検討などによりリスクを下げることができます。
感染予防と尊厳のポイント
HIVは日常生活の握手、会話、同じ食器の使用では感染しません。標準予防策を守り、患者のプライバシーと尊厳を大切にします。
選択肢の確認
1.服薬継続の必要性を説明する。
適切である。
HIV感染症では、抗HIV薬の継続が重要です。自己判断で中断しないよう、服薬継続の必要性を説明します。
2.性生活には避妊具の必要はないと説明する。
誤り。
性生活では、感染予防のためコンドームなどの使用が重要です。避妊具は不要と説明するのは適切ではありません。
3.ピアスは共有しても構わないと説明する。
誤り。
ピアスなど血液が付着する可能性があるものは共有しません。血液を介した感染予防が必要です。
4.母子感染はないと説明する。
誤り。
HIVは母子感染を起こすことがあります。適切な治療や管理でリスクを下げることができますが、母子感染はないと説明するのは誤りです。
覚えるポイント
- HIV感染症では抗HIV薬の継続が重要である。
- 服薬中断は薬剤耐性や病状進行につながることがある。
- 性生活ではコンドームなどを用いて感染予防する。
- 血液が付着する可能性のある物品は共有しない。
- HIV患者への看護では、偏見を避けプライバシーを守る。