R06B107|令和6年度 准看護師試験 過去問
薬物と看護薬剤情報・服薬支援服薬継続・副作用観察
結核患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、結核患者の服薬支援と感染対策が問われています。
結核治療では、治療中断や耐性菌の発生を防ぐため、直接服薬確認療法であるDOTSが推奨されます。
解説
結核は、結核菌による感染症で、主に空気感染で広がります。咳、痰、微熱、寝汗、体重減少、倦怠感、血痰などがみられることがあります。
抗結核薬は複数の薬を長期間服用する必要があります。症状が軽くなったからといって自己判断で中断すると、再燃や薬剤耐性結核につながる危険があります。
DOTSは、患者が確実に服薬を継続できるよう、医療者や支援者が服薬を確認し支援する方法です。
排菌している場合は、症状の有無だけで自宅療養が可能とは判断できません。感染拡大防止のため、入院や隔離、空気感染予防策が必要になることがあります。
感染予防のポイント
結核ではN95マスク、換気、陰圧室、咳エチケットが重要です。医療者は自分自身を守りながら、患者が治療を継続できるよう支援します。
選択肢の確認
1.排菌していても、症状がなければ自宅療養が可能であると説明する。
誤り。
排菌している場合は感染性があるため、症状がないだけで自宅療養可能とは説明できません。感染対策と医師の判断が必要です。
2.抗結核薬は直接服薬確認療法(DOTS)が推奨される。
適切である。
DOTSは服薬継続を支援し、治療中断や薬剤耐性化を防ぐために重要です。
3.抗結核薬は1か月継続服用する必要があると説明する。
誤り。
結核治療は通常、1か月では不十分です。複数薬を長期間継続する必要があります。
4.喀痰に血液が混じることはないと説明する。
誤り。
結核では血痰がみられることがあります。血液が混じらないと説明するのは不適切です。
覚えるポイント
- 結核治療ではDOTSが推奨されます。
- 抗結核薬は自己判断で中断しません。
- 結核は空気感染対策が重要です。
- 血痰、咳、微熱、体重減少を観察します。