R06B108|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候脱水・体液異常
食中毒で嘔吐と下痢を繰り返す患者で、最も注意すべき症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、嘔吐と下痢を繰り返す患者で最も注意すべき症状が問われています。
嘔吐と下痢では水分と電解質が失われるため、脱水に最も注意します。
解説
食中毒では、腹痛、嘔吐、下痢、発熱、食欲不振などがみられます。
嘔吐と下痢を繰り返すと、体内の水分やナトリウム、カリウムなどの電解質が失われます。その結果、脱水、血圧低下、頻脈、尿量減少、意識障害を起こすことがあります。
特に高齢者、小児、基礎疾患のある人では脱水が進みやすく、重症化しやすいです。水分摂取ができない、尿が少ない、ぐったりしている場合は早めの対応が必要です。
准看護師としての観察ポイント
尿量、尿色、口腔内乾燥、皮膚乾燥、血圧、脈拍、体温、意識状態、摂取量、嘔吐・下痢の回数を観察します。
選択肢の確認
1.腹痛
誤り。
腹痛は食中毒でよくみられますが、嘔吐と下痢を繰り返す患者で最も注意すべき症状は脱水です。
2.食欲不振
誤り。
食欲不振もみられますが、生命に関わるリスクとしては水分喪失による脱水を優先して観察します。
3.浮腫
誤り。
嘔吐と下痢では水分が失われるため、浮腫より脱水に注意します。
4.脱水
正しい。
嘔吐と下痢を繰り返すと水分と電解質が失われ、脱水を起こしやすくなります。最も注意すべき症状です。
覚えるポイント
- 嘔吐と下痢では脱水に注意します。
- 尿量減少、口渇、ぐったりする様子を観察します。
- 高齢者と小児は脱水が進みやすいです。
- 水分摂取不能や意識変化があれば速やかに報告します。