R07B70令和7年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候脱水・体液異常

脱水のある患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、脱水のある患者の看護が問われています。

脱水では、体内の水分が不足し、循環血液量が減少します。そのため、血圧低下、頻脈、尿量減少、口渇、皮膚乾燥、意識変化などに注意します。

解説

脱水では循環血液量が減少し、血圧が低下することがあります。特に起立時のめまい、ふらつき、頻脈、尿量減少がある場合は注意が必要です。

皮膚ツルゴール反応は、皮膚をつまんで戻り方を見る観察です。脱水では皮膚の弾力が低下し、戻りが遅くなることがあります。ただし、高齢者では加齢による皮膚弾力低下もあるため、口腔内乾燥や尿量なども合わせて観察します。

経口摂取が可能な場合は、状態に応じて水分摂取を促します。嘔吐、意識障害、嚥下障害がある場合は誤嚥に注意します。輸液は医師の指示に従って行い、急速に滴下すると心不全や肺水腫の危険があるため、勝手に速度を上げてはいけません。

報告が必要なサイン
血圧低下、頻脈、尿量減少、意識状態の変化、強い口渇、皮膚冷感、ぐったりしている状態があれば速やかに報告します。

選択肢の確認

1.血圧の低下に注意する。
適切である。
脱水では循環血液量が減少し、血圧が低下することがあります。血圧、脈拍、尿量、意識状態を観察することが重要です。

2.皮膚ツルゴール反応は低下しない。
誤り。
脱水では皮膚の弾力が低下し、皮膚ツルゴール反応が低下することがあります。皮膚をつまんだ後の戻りが遅くなることがあります。

3.経口的な水分摂取を控える。
誤り。
経口摂取が可能で制限がない場合は、水分摂取を促します。一律に控えるのは脱水を悪化させるおそれがあります。

4.輸液は急速に滴下する。
誤り。
輸液速度は医師の指示に従います。急速に滴下すると心負荷が増え、心不全や肺水腫につながる危険があります。

覚えるポイント

  • 脱水では血圧低下と頻脈に注意する。
  • 尿量減少、口渇、皮膚乾燥、意識変化を観察する。
  • 皮膚ツルゴール反応は低下することがある。
  • 経口摂取が可能なら水分摂取を支援する。
  • 輸液速度は医師の指示を守り、勝手に速めない。

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