R07B19|令和7年度 准看護師試験 過去問
食生活と栄養生活習慣病と栄養指導糖尿病の食事療法
眼の疾患について、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、眼疾患と原因・特徴が問われています。
糖尿病では、血糖コントロール不良が続くことで網膜の血管が障害され、糖尿病網膜症を起こすことがあります。視力低下や失明予防のため、定期的な眼科受診が重要です。
解説
糖尿病網膜症は、糖尿病の三大合併症の一つとして重要です。高血糖により網膜の毛細血管が傷害され、眼底出血、白斑、新生血管、網膜剥離などにつながることがあります。
白内障は、水晶体が混濁して視力低下や霧視を起こす疾患です。手術により混濁した水晶体を人工レンズに置き換える治療が行われます。
網膜剥離は、網膜がはがれる疾患で、飛蚊症、光視症、視野欠損などがみられます。加齢だけでなく、強度近視、外傷、糖尿病網膜症なども関係します。麦粒腫はまぶたの腺に起こる急性化膿性炎症で、腫瘍ではありません。
准看護師としての観察ポイント
糖尿病患者では、視力低下、かすみ、飛蚊症、眼科受診状況、血糖管理状況を確認します。急な視力低下や視野欠損は速やかな受診につなげます。
選択肢の確認
1.白内障は手術しても治らない。
誤り。
白内障は水晶体の混濁によって起こります。手術により混濁した水晶体を取り除き、人工レンズを挿入する治療が行われます。
2.網膜剥離は加齢で起きる。
誤り。
網膜剥離は加齢だけで起こるものではありません。強度近視、外傷、糖尿病網膜症なども関係します。
3.麦粒腫(ものもらい)は腫瘍である。
誤り。
麦粒腫は、まぶたの腺に起こる急性化膿性炎症です。腫瘍ではありません。
4.糖尿病は網膜症を起こす。
正しい。
糖尿病では高血糖により網膜血管が障害され、糖尿病網膜症を起こすことがあります。この記述は正しいです。
覚えるポイント
- 糖尿病は網膜症を起こすことがある。
- 糖尿病網膜症は、視力低下や失明につながることがある。
- 白内障は水晶体の混濁であり、手術治療が行われる。
- 麦粒腫はまぶたの急性化膿性炎症である。
- 糖尿病患者では定期的な眼科受診が重要である。