R07B21|令和7年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進がん・腫瘍消化器がん
大腸がんについて、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、大腸がんの好発部位と特徴が問われています。
大腸がんは、便通異常、血便、便柱狭小、貧血などで発見されることがあります。好発部位として直腸とS状結腸を押さえます。
解説
大腸がんは、直腸とS状結腸に多くみられます。左側大腸では便が固くなっているため、便柱が細くなる、便秘と下痢を繰り返す、血便が出るなどの症状が現れやすくなります。
大腸がんの一部は、大腸ポリープ、特に腺腫から発生することがあります。そのため、大腸内視鏡検査でポリープを発見し切除することは予防にもつながります。
ボールマン分類は進行胃がんの肉眼分類として用いられます。早期大腸がんでは、病変の深さや広がりによって内視鏡的切除が選択されることもあります。常に開腹手術が第一選択ではありません。
准看護師としての観察ポイント
血便、便秘、下痢、便が細い、腹部膨満、体重減少、貧血症状を観察します。便潜血検査や内視鏡検査の必要性を理解し、検査前後の不安にも配慮します。
選択肢の確認
1.ポリープから発生することはない。
誤り。
大腸がんの一部は、大腸ポリープ、特に腺腫から発生することがあります。ポリープを切除することはがん予防につながる場合があります。
2.進行度の評価にはボールマン分類が用いられる。
誤り。
ボールマン分類は進行胃がんの肉眼分類として用いられます。大腸がんの進行度評価として最も適切ではありません。
3.好発部位は直腸とS状結腸である。
正しい。
大腸がんは直腸とS状結腸に多くみられます。この記述は正しいです。
4.早期大腸がんは開腹手術が第一選択である。
誤り。
早期大腸がんでは、病変の条件によって内視鏡的切除が選択されることがあります。常に開腹手術が第一選択ではありません。
覚えるポイント
- 大腸がんの好発部位は直腸とS状結腸である。
- 大腸がんの一部はポリープから発生する。
- 血便、便通異常、便柱狭小、貧血に注意する。
- 早期病変では内視鏡的治療が行われることがある。
- ボールマン分類は進行胃がんの分類である。