R07B22|令和7年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進疾病各論疾患の基礎知識
心疾患について、正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、心疾患の特徴が問われています。
心疾患は、虚血性心疾患、弁膜症、心筋症、先天性心疾患などに分けて整理すると理解しやすくなります。
解説
ファロー四徴症は先天性心疾患の一つで、チアノーゼを起こす代表的な疾患です。肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大を特徴とします。低酸素血症により皮膚や口唇が紫色に見えるチアノーゼがみられます。
狭心症の胸痛は、一般に一過性で、労作時やストレス時に起こり、安静や硝酸薬で軽減することがあります。持続的な強い胸痛は心筋梗塞を疑う重要な症状です。
心内膜炎は心内膜や弁に感染が起こる疾患で、発熱、心雑音、塞栓症状などに注意します。心破裂は心筋梗塞などの重篤な合併症として問題になります。肥大型心筋症は心筋の肥大を特徴とし、動脈硬化が直接原因ではありません。
報告が必要なサイン
胸痛、呼吸困難、チアノーゼ、冷汗、意識状態の変化、動悸、SpO2低下があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.狭心症は持続的な胸痛を示す。
誤り。
狭心症の胸痛は一般に一過性です。持続的な強い胸痛は心筋梗塞を疑う症状として重要です。
2.心内膜炎は心破裂を起こす。
誤り。
心内膜炎は心内膜や弁に感染が起こる疾患です。心破裂は主に心筋梗塞の重篤な合併症として問題になります。
3.肥大型心筋症は動脈硬化が原因である。
誤り。
肥大型心筋症は心筋が肥大する疾患で、遺伝的要因が関係することがあります。動脈硬化が直接の原因ではありません。
4.ファロー四徴症はチアノーゼを起こす。
正しい。
ファロー四徴症はチアノーゼを起こす代表的な先天性心疾患です。この記述は正しいです。
覚えるポイント
- ファロー四徴症はチアノーゼを起こす先天性心疾患である。
- ファロー四徴症は、肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大で覚える。
- 狭心症の胸痛は一過性であることが多い。
- 持続する強い胸痛は心筋梗塞を疑う。
- チアノーゼやSpO2低下は速やかに報告する。