R07A19|令和7年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進疾病各論疾患の基礎知識
消化器疾患について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、消化器疾患の基本的な特徴が問われています。
胃がん、食道静脈瘤、肝細胞がん、潰瘍性大腸炎は、それぞれ原因や症状が異なります。疾患名と臓器、主な症状を結びつけて理解します。
解説
肝細胞がんは、肝臓の肝細胞から発生する原発性肝がんです。肝炎ウイルス、肝硬変、飲酒、脂肪肝などと関連することがあります。
食道静脈瘤は、門脈圧亢進によって食道の静脈が拡張した状態です。肝硬変に伴って起こることが多く、胃潰瘍が原因ではありません。破裂すると大量出血を起こす危険があります。
潰瘍性大腸炎では、大腸粘膜に炎症や潰瘍が起こり、血便、下痢、腹痛などがみられます。便秘が主症状ではありません。
ひっかけポイント
食道静脈瘤は「食道の病気」ですが、背景に肝硬変や門脈圧亢進があることが重要です。疾患の部位だけでなく、原因となる病態も確認します。
准看護師としての観察ポイント
消化器疾患では、腹痛、嘔気、嘔吐、吐血、下血、血便、便通、食欲、体重変化、黄疸を観察します。吐血や黒色便、強い腹痛がある場合は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.胃がんの死亡率は上昇している。
誤り。
胃がんは重要ながんですが、死亡率は長期的には低下傾向とされます。この記述は正しい説明ではありません。
2.食道静脈瘤は胃潰瘍が原因である。
誤り。
食道静脈瘤は、主に肝硬変などによる門脈圧亢進が原因で起こります。胃潰瘍が原因ではありません。
3.肝細胞がんは肝臓が原発である。
正しい。
肝細胞がんは、肝臓の肝細胞から発生する原発性肝がんです。
4.潰瘍性大腸炎は便秘になる。
誤り。
潰瘍性大腸炎では、血便、下痢、腹痛などがみられます。便秘が主な特徴ではありません。
覚えるポイント
- 肝細胞がんは肝臓が原発である。
- 食道静脈瘤は門脈圧亢進と関連する。
- 潰瘍性大腸炎では、血便、下痢、腹痛に注意する。
- 消化器疾患では、吐血、下血、黄疸、腹痛を観察する。