R07B75|令和7年度 准看護師試験 過去問
食事療法を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、食事療法を継続するための看護が問われています。
食事療法は、患者本人だけで完結するものではありません。家庭での食事準備、外食、仕事、家族の食習慣などの影響を受けるため、家族や周囲の理解と協力が重要です。
解説
食事療法では、患者の病態、生活習慣、食の好み、経済状況、調理担当者、家族構成を把握します。そのうえで、患者が続けやすい方法を一緒に考えます。
家族が食事内容を理解していると、買い物、調理、外食時の選択、間食の調整などを支援しやすくなります。糖尿病、腎臓病、高血圧、脂質異常症などでは、継続できる食生活が治療の一部になります。
患者が指示通りにできない場合、叱ったり注意したりするだけでは継続につながりません。できない理由を確認し、目標を小さく設定することが大切です。不満や焦りは表出できるように関わり、心理的負担を軽くします。
患者への説明
「全部を一度に変えるのではなく、続けられることから始めましょう。ご家族にも食事の工夫を一緒に確認してもらいましょう」と説明します。
選択肢の確認
1.食習慣の変更はすすめない。
誤り。
食事療法では、病態に応じて食習慣の見直しが必要になることがあります。ただし、患者の生活に合わせて無理なく続けられる変更を考えます。
2.患者が指示通りできていない面を注意する。
誤り。
できていない点を一方的に注意すると、患者の意欲が低下することがあります。できない理由を一緒に考え、継続できる方法を支援します。
3.不満や焦りは表出しないよう指導する。
誤り。
食事療法では不満や焦りが生じることがあります。表出を抑え込ませるのではなく、気持ちを話せるように関わることが大切です。
4.家族や周囲の人々の理解と協力を得る。
適切である。
食事療法の継続には、家族や周囲の理解と協力が重要です。食事を準備する人や一緒に食べる人が理解することで、患者が継続しやすくなります。
覚えるポイント
- 食事療法は継続できることが重要である。
- 家族や周囲の理解と協力を得る。
- できていない点を責めず、できない理由を確認する。
- 不満や焦りは表出できるように関わる。
- 栄養士、看護師、医師と連携して患者に合う方法を考える。