R07B9|令和7年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き腎・泌尿器ネフロン・尿生成・再吸収
尿細管で再吸収されるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、腎臓の尿細管で再吸収される物質が問われています。
腎臓では、糸球体でろ過された原尿から、尿細管で必要な物質を再吸収し、不要な物質を排泄します。
解説
グルコースは、通常、糸球体でろ過された後、近位尿細管でほぼ再吸収されます。そのため、正常では尿中にグルコースはほとんど出ません。
血糖値が高くなり、腎臓で再吸収できる限界を超えると、尿糖としてグルコースが尿中に出ることがあります。糖尿病の検査で尿糖をみるのはこのためです。
アルブミンは本来、糸球体でほとんどろ過されません。尿中に多く出る場合は、糸球体障害などが疑われます。水素イオンは尿細管で分泌され、酸塩基平衡の調整に関係します。クレアチニンは主に排泄される物質です。
准看護師としての観察ポイント
尿検査では、尿糖、尿蛋白、血尿、尿量、尿の色を確認します。尿糖は血糖管理、尿蛋白は腎障害の手がかりになります。
選択肢の確認
1.グルコース
該当する。
グルコースは、通常、近位尿細管でほぼ再吸収されます。尿細管で再吸収される代表的な物質です。
2.アルブミン
誤り。
アルブミンは本来、糸球体でほとんどろ過されません。尿中に多く出る場合は、糸球体障害などを考えます。
3.水素イオン
誤り。
水素イオンは尿細管で分泌され、体内の酸塩基平衡を調整します。再吸収される代表としては適切ではありません。
4.クレアチニン
誤り。
クレアチニンは筋肉代謝で生じ、腎臓から排泄される物質です。腎機能評価にも用いられ、再吸収される代表的物質ではありません。
覚えるポイント
- グルコースは近位尿細管でほぼ再吸収される。
- 尿糖は、血糖が高くなり再吸収能を超えると出現する。
- アルブミン尿は腎障害の手がかりになる。
- 水素イオンは尿細管で分泌される。
- クレアチニンは腎機能評価に用いられる排泄物質である。