49G20|第49回 美容師国家試験 過去問
衛生管理感染症感染経路
次の感染症のうち、妊娠中の母体から胎盤を介して胎児に感染することがあるものはどれか。 ※公式の注意事項により、(2)と(4)のいずれも正解として採点された。
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正解: 2 または 4
正答
2、4
この問題のポイント
**胎盤を介して母体から胎児に感染する(垂直感染・経胎盤感染)**感染症が問われています。
解説
垂直感染(母子感染)には、次の経路があります。
- 経胎盤感染……胎盤を通って胎児に感染する。梅毒(先天梅毒)、風しん(先天性風しん症候群)、トキソプラズマ症など。
- 産道感染……分娩時に産道で感染する。B型肝炎、クラミジアなど。
- 母乳感染……授乳により感染する。
梅毒トレポネーマは経胎盤感染を起こし、先天梅毒の原因となります。また麻しんウイルスについても経胎盤感染を起こす可能性が排除できないことから、公式には(2)と(4)のいずれも正解として採点されました。
一方、ジフテリアは主に飛沫感染、細菌性赤痢は経口感染であり、経胎盤感染は起こしません。
感染対策上のポイント
妊娠中の感染で胎児に影響するものとして、風しんと梅毒が代表です。
妊婦健康診査ではこれらの検査が行われます。
選択肢の確認
1.ジフテリア
誤り。
ジフテリアは主に飛沫により感染し、経胎盤感染は起こしません。
2.梅毒
正しい。
梅毒トレポネーマは胎盤を介して胎児に感染し、先天梅毒を起こします。
3.細菌性赤痢
誤り。
細菌性赤痢は汚染された飲食物による経口感染です。
4.麻しん
正しい。
麻しんウイルスについても経胎盤感染を起こす可能性が排除できないため、正解として扱われます。
覚えるポイント
- 垂直感染には経胎盤・産道・母乳の3経路がある。
- 梅毒は経胎盤感染により先天梅毒を起こす。
- 風しんの経胎盤感染は先天性風しん症候群を起こす。