7AM27|第7回 公認心理師国家試験 過去問
ある教育活動の開始前に実施し、学習の前提となるレディネスが形成されているかどうかを事前に把握、判断し、その情報を教育的な決定に活用するための評価法として、最も適切なものを1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、教育評価の種類が問われています。
キーワードは、「教育活動の開始前」「レディネス」「事前に把握」「教育的な決定に活用」です。
解説
診断的評価は、教育活動の開始前に、学習者の既有知識、技能、理解度、レディネスなどを把握するために行われる評価です。
授業や支援を始める前に、学習者がどのような準備状態にあるかを確認することで、教材の難易度、指導方法、支援内容、学習目標を調整できます。
教育領域では、評価を「いつ行うか」で整理すると分かりやすくなります。
- 開始前に行う評価:診断的評価
- 学習途中に行う評価:形成的評価
- 学習終了後に行う評価:総括的評価
教育領域でのポイント
評価は成績をつけるためだけではありません。子どもの理解や準備状態を把握し、支援や授業を調整するためにも行われます。
選択肢の確認
1.形成的評価
判定:適切とはいえない。
形成的評価は、学習の途中で理解度やつまずきを把握し、指導を改善するために行う評価です。教育活動の開始前にレディネスを把握する評価ではありません。
2.個人内評価
判定:適切とはいえない。
個人内評価は、他者との比較ではなく、本人の過去の状態や成長の過程と比較して評価する方法です。教育活動の開始前にレディネスを把握する評価という意味ではありません。
3.診断的評価
判定:最も適切。
教育活動の開始前に、学習の前提となるレディネスや既有知識を把握し、教育的な決定に活用する評価です。問題文の説明に合致します。
4.総括的評価
判定:適切とはいえない。
総括的評価は、単元や学期、教育活動の終了後に、学習成果をまとめて評価するものです。開始前にレディネスを判断する評価ではありません。
5.到達度評価
判定:適切とはいえない。
到達度評価は、設定された目標や基準にどの程度到達したかを評価する方法です。学習前のレディネスを把握する評価としては診断的評価が適切です。
覚えるポイント
- 診断的評価は、教育活動の開始前に行います。
- 形成的評価は、学習途中に指導改善のために行います。
- 総括的評価は、学習終了後に成果をまとめて評価します。